干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2010-01-01から1年間の記事一覧

鑑定はご縁

鑑定をしてもらいたい、という人が電話をかけてくださることがありますが、不思議に出られないことも多いです。 かと思えば、すっと出られることもあります。 その差は何かが原因ではあると思いますが、こちらも何かに引かれて出たり、出なかったりするのだ…

最初の転居

人間の一生を決めるのは、その人の星が基本なのですが、人が最初に転居をしたときの方位が強く影響するようです。 最初に悪い方角を使いますと、それがずっと残ってしまいます。逆によいい方角ですと、次を使う場合も楽なことが多いようです。 親と一緒の場…

家庭に生き物

神社に参りますと、様々な生き物が教えてくれます。 その神社、その山によりまして、どのような動物かは違います。 しかし一般の家庭に参りましても、そこにまします神仏がお喜びになりますと、生き物が出てきまして、教えてくれます。 自分もあまりなことで…

先駆者は偉大

何事でも最初に物事を始めた人というのは偉大です。 この世界でもそうです。最初に干支九星を始めた方は素晴らしいです。 何が素晴らしいかというと、自分で発見しながら歩いておられましたので、応用が利くのですね。私たちのように借り物の考えではなく、…

干支は複雑

陰陽五要奇書を読むとわかるのですが、干支学はとても複雑です。 そもそも生年に干支と納音がありますから、三つの五行があります。それに方位の五行も同様に三つ生じます。 その相生、相剋の関係だけを見ても大変なことです。 私たちの暦には、月も日もあり…

追い払わず

こういう仕事をしておりますと、いろいろな見えないモノに乗られている方がおいでになります。 そういった方についているモノを払うこともいたしますが、それではだめなようです。 結局は納得してもらって、理解してもらい、次の世界に行っていただくしかあ…

欲の中に生き

私たちは欲望の中に生きています。 その欲望がなくなっても、物質的なものが残ります。更にその上に精神的なものがあります。 欲望は自分だけの欲望ではありません。私たちはご先祖の血をひいていますので、そのご先祖の気持ちもそっくり引き受けることがあ…

辛酉の日

辛酉の日は怖い日だと言われています。 何故怖いのか、その理由の一端が今回わかりました。 神仏が動いたり、啓示を与えたりするので怖いというのもあるとは思います。こちらが清まっていないと叩かれるというのはあるでしょう。 しかしもう一つ、その隙間を…

この九月から

この九月節から、いろいろな面で重要な時期を迎える方が多いと思われます。 今度の総裁選にしてもそうですが、国民不在のまま日本がどうなっていくのか。 天災は人災という言葉があります。それにどう向き合うのか。 自分たちの周りを見ても、激しい方々が増…

猫を拝むな

僧侶たちに伝承されていることに、猫を拝むなというのがあります。 動物が亡くなって、犬は供養してもいいのだそうですが、猫はどんなにかわいがっていても、だめだということです。悪さをするのだそうです。 知人が誤って猫を引き殺してしまい、ビニールに…

誕生日占いのわな

今日、病気を見て治してほしいという方から電話がありました。 では誕生日を教えてくださいというと、それでは結構ですというのです。誕生日を聞いたので、あなたの運命はどうこうです、といういわゆる命をみるのだと思われてしまいました。 干支九星は命を…

同じ日の鑑定

干支九星には、奥免法というのがありますが、それは、日のみによって鑑定する方法です。 時間まで入れないで鑑定するというのは、確かに難しいのですが、これもうまくやりますと相当深くまで鑑定できます。 というわけではありませんが、同じ日には同じよう…

汚れを落とす

普通に生活をしていますと、自分が汚れているとは気がつきません。 他人の汚れ、穢れに気がつくことというのはあります。しかしそれをどうしようということはありません。 そんなときは、行をするとよくわかります。特に祓い、清めですね。 滝行などをすると…

お守りが身代わりに

お守りの材質はいろいろあります。紙、木、布、鉄、・・などです。たとえば紙のお札に字や神文字が書いてある。それが身代わりになるのです。 紙という心もとないものが、文字が書かれると神仏の力を得るのでしょうね。 ある神社のお守りは、いくつも買って…

一方位45度

気学をされている方が干支九星を勉強初めて、一番戸惑われるのが、方位の角度でしょう。 気学では30度と60度の方位がありますが、干支九星では全部45度です。 といいますのは、1方位には3山あるのです。1山15度で3山、45度です。 360度を十…

月恩会のご案内

平成22年9月の月恩会のご案内です。 初級クラス・・JR神田駅西口、出世不動通 出世不動三件隣 矢板ビル5階 中級クラス・・JR神田駅西口、出世不動通 不動西の四つ目角を右折すぐ 第一内神田ビル2階 それぞれ午後3時から5時までで、1回7000円です…

霊のみを扱う霊能者

霊のみを扱い、鬼ばかりにかかわっている人には、不思議に神がわかっていません。仏の声が聞こえるというのも、全くのうそ。神と仏とは本来一体のものです。 そういう人は、自分の見たり、感じたりする世界だけしか信じておりません。客観的に自分を見るとか…

パワースポットと神

今、パワースポットがはやっているのだそうです。 よくわかりませんが、その場所に行くと開運できるというような場所なのでしょう。 どこかの記事で見ましたが、パワースポットは神社であることが多く、その場所に行く人は増えても、神仏に手を合わせる人が…

目を合わせない

熊というのは、習性として、背中を向けたものを追いかけるというのがあるのだそうです。 ですから熊に出会ってしまった場合には、相手に顔を向けたまま、目を見つめてそらしてはいけないそうなのです。 それに対して、猿は目を合わせてはいけないそうです。…

モンゴルのパワースポット

日本の各地には、その場所に行くと開運ができるというパワースポットが、多く特集されて本にもなっています。 しかしどの本を見ても、実際に行って確認したものは少なく、なおかつ、本当のパワースポットが出ていないので安心しています。 記事になると多く…

読経の速度

お坊さんたちが読経をする速度を聞いておりますと、いろいろな場合で違います。 大きな声でゆっくりあげられる方もおられますし、時計をちらちら見ながら、急いであげられる方もおります。時計を見ないでも、早くあげられる方もおります。 普通の法事の場合…

人のなくなる時期

医学的には人がなくなるというのは、脳なのか心臓なのか、その人の臓器が停止したときを言うのだそうですが、宗教的には違うような気がします。 玄関先で音がしたとか、台所で音がしたとか、何か前もってお知らせがあるようなことがあります。 ですから亡く…

夢と現実

二日前に、かわった夢を見ました。 魔女が絵の中に描かれているのを自分だけが指摘するのですが、他の人にはわからない。 そして自分がいるというのを証明するために、その真っ赤な魔女が空中に浮かんで、自分だけにわかるように姿を現しているという場面で…

厄介な霊能者

いわゆる霊能者と呼ばれる人たちは、扱いに注意が必要です。なぜならば、彼ら、彼女らにとっては、見えている世界がすべてだからです。 そういう人たちのご託宣を受けて指導されました場合、本当にその相談者の因縁を解消するような指導であればいいのですが…

経営者の会合

今日、ある場所でその部門の経営者、社長さんたちだけの会合がありました。 そこに参加させていただいたのですが、そして少人数でしたが、その場所の気がまるで違います。 一つの分野で成功した人たちだけの会合でしたので、その人たちの持っている財力を持…

自分を美化する

易者と言われている人、あるいは霊能者と言われている人の本を読むことがあります。 そうすると必ずといっていいほど、体験談が書かれています。 自分はこの先生に出会って救われた、こんなことがあった、と書いてあって、読者の多くは信じてしまうでしょう…

星を見つつ

私たちは、ある程度まで慣れて参りますと、毎日の星を見つつ行動するようになります。 その方が比較的問題なく一日を送れるからです。 しかしどうしても月運を忘れてしまいます。これを入れないとだめなのはわかっていますが、毎日の運を追っていくとつい忘…

名前の影響

過日、ある場所で名前のお話をさせていただきましたら、今日、そのときに聞いておられた方がおいでになりました。 そして言うことには、前から名前を変えるように自分の師匠に言われていたのだけれど、どうもその気になれなかった。しかしこの前のお話が、す…

路殺に注意

地方に参りますと、未だに道路の拡幅だけでなく、移動を目にすることがあります。 その時に注意しなくてはならないのは、住居と道路との関係です。 道路がよくなっていい、と喜ぶのは素人さんだけでいいのであり、私たちはその道路が生活にどのような影響を…

原則は原則

たとえば仏壇のお祀りの仕方を見ておりますと、おかしい場合に出くわすことがあります。そういう場合には、直しの指導をしないといけません。 それはどのようにするかというと、原則としての祀り方に則って判断いたします。 しかしそれはあくまでも原則であ…