干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2009-01-01から1年間の記事一覧

よい年を迎えますように

聞く所によりますと、明日1月1日の寅刻に、部分月食があるそうです。近代日本になって初めてのことであるということです。 形としては北の局の退神、その始めです。 さてどんな一年になりますやら。 新年、ここに御縁のある皆様が、よい年を迎えられますよ…

冬至易

もう冬至は過ぎてしまいましたが、冬至のときには易を立てて、この一年間の予測をします。 一応自分でも日本のことを見ておいたのですが、今日おいでになった方の予測とは違いがあります。 この方は一般の方で干支九星などは御存じなく、経済の面から専門的…

十二月までにしておくこと

年末は師走と言われ、忙しいのは当然ですが、それはやるべきことが多いからです。 年を越せないということがないように、いろいろとすべきことがあるものです。 実はこれは易的に言っても同じことです。 なるべくすべきことはしておいた方がよろしいようです…

2000ヒット

いつのまにか始めたこのブログ、2000ヒットに到達いたしました。 多い日には100を越えているようですが、平均ですと毎日20、30人台の方々が見ていただいてるようんです。 この数を増やすことを目的としているのではないですが、ありがたいことで…

年と日の同盤

今日は9紫の日で、年盤と同じ九星でした。 鑑定盤を立てるときに、隣接している、すなわち年月とか、月日とか、日時というのは裏盤を使用しますが、一つ間を置いている場合には、立てません。 参考にして見ることはありますが、あまりとらわれなくていいよ…

個人は大切ですが

個人が開運したいと思うのは当然です。自分も同じように考えています。 その開運のときに、霊地などに行くこともあります。 その霊地に行くときに、心構えがあります。 その霊地を荒らしていただくのはとても困るのです。霊地を荒らしてしまうのならば、そこ…

干支九星の出自

干支九星は日本のものではありません。中国のものです。 中国で生まれたものが、日本に輸入されたものです。 本当は中国のものですので、国産化が必要ですが、すでに国産化ができているものと考えます。 ようやく日本人使える、ということです。 この国産化…

冬至信仰

冬至は陰の極みです。 その陰の極みには、特徴があります。すなわち、これからは陽になるしかない、という特性です。 ですから一陽来福として、この時期にお札を配る神社もあります。 この冬至信仰がクリスマスと重なっているというのは不思議なものです。も…

日月神示の神秘

干支九星の根源をたどってまいりますと、神仏の世界に触れなくてはなりません。 郭氏元経には神仏のことは書かれていない、という話もありますが、では五行がどうしてできたのか、ということなどは神仏からの説明ではないとできません。 その神仏のお示しの…

「挫折してよかった」

今日お聞きした言葉です。 自分は今まで天狗になっていた。事業も何もうまくいっていた。ところが去年のリーマン・ショックからよくない状況が始まった。 今は何とか元に戻る算段ができるようになってきたけれど、もしあのまま順調に行っていたら、手を合わ…

ふと出た言葉

鑑定をしているときにでも、あるいは講習会でお話しているときにでも、ふと口から出てしまう言葉があります。 それを鑑定盤で説明しろとか、時間盤で説明しろとか言われても、あとからいろいろと理屈は付けられても、説明できないことが多いのです。 こうい…

気学の頭

大変失礼な言い方かもしれませんが、気学を最初に学んだ人というのは、どうしても気学が頭から離れないようです。 この干支九星は気学の要素はありますが、気学とは全く違います。9紫の人が1白を何のためらいもなく使います。 なぜならば、九星よりも干支…

死者が生き返る

今日聞いたお話です。 その人は木の上で仕事をしていたそうなのですが、何かのはずみで落ちてしまい、うちどころ悪く亡くなってしまったそうです。 一晩置いて葬儀をしたのですが、そのときに、何とその人が息を吹き返したというのです。本当に心臓も息もな…

当てたなどと言いたくないですが

この前に地震雲のことをここで書きましたら、今朝、大きな地震がありました。 大きいといっても、布団の中にいたので大きく感じたのかもしれません。 震度が四だったそうです。 実は自分が見た雲というのは、南の空に見えたのです。今朝の地震のあとに、また…

地震雲

地震の起こる前に、特別な形の雲が出て、地震を知らせるという地震雲があるといいます。 どれが地震雲で、どれがそうではないのかよくわかりませんが、昨日ある方角を見ましたら、ずーっと一直線に浮かび上がった雲がありました。 あれは地震雲なのでしょう…

答えは一つ

干支九星にしろ断易にしろ、答えは一つでなければおかしいわけです。 なぜならば、事実あるいは未来は一つであるわけですから。 ですから干支九星を学ぶ者は、干支九星の鑑定盤を立てる意志なくても、何となく未来がわかる場合が多いのです。 というのは、自…

行と干支九星

干支九星より判断して悪い方位を使ったとします。 そのときに、どのような除けをするのか。 行をしますと、心が清まります。自分の心ですので、他からの強制ではありません。 そのことによって、事象を変えていくのです。凶だとしても、その程度を少なくして…

流星群

今日と明日とふたご座の流星群が見られるそうです。 大気圏に入ってきては燃える星屑が、綺麗な光を放つので、皆空を見上げる人が多くいるのです。 願をかけると叶う、という言い伝えまでできています。 しかしこの流星、人にはどのような影響を与えるのでし…

方災はある

方位の災というのは間違いなくあります。 自分ではよい方位を取ったつもりでも、実は角度を間違えて、凶方位に行ってしまい、病気の連続パンチに見舞われたという人がおります。 これは知らなかったではすみません。 「方位」の災をかぶるのは、自分しかいな…

方位を取る難しさ

いついつ引っ越しをするのだけれど、吉方位を教えてくれ、という人がいます。こういう人には困ってしまうことが多いのです。 いついつ、と決められてしまうと吉方位がないことが多いのです。あるいはこの間からこの間と指定していただいても、よい方向がない…

徳と不幸

ある偉大な僧侶に関する絵を書き続けている人がいます。 その人は、僧侶の足跡をたどって中国にまで行き、絵にしているという人です。 しかしその人は、病気にかかり、そして身うちの方も病気になり、とても不幸な状況におります。 一般的に、僧侶の徳を世に…

万年暦

今、来年の暦が売り出されています。毎年の暦は確かに大切です。 しかし誕生日を調べるためには、何十年前の暦が必要になります。 一年ごとの暦はそんな古いものがありませんので、万年暦が必要になります。 結構これが便利です。干支九星が書いてあるだけで…

干支が回る件について

干支九星では、十干十二支も廻座するのですが、年月につきましては、順行のみです。 それに対して、日時盤は陽遁が順行、陰遁が逆行します。 ここはとても重要なことです。実例は出しませんが、注意してください。 十二月の盤ですと、十二支のみですが 申辰…

12月の運勢

1白・・自分の思った以上にことが動きます。大切なものをなくさないように。 2黒・・金銭や喜びに関して、自分で答えを出します。 3碧・・運が思い通りに進みませんが、長い目で見ること。 4緑・・何があっても、自分から動きだしてはいけない、凶の月。…

月の変わり目は正確に

12月7日は大雪で、このときから12月節に入ります。 それを頭で覚えていて、いざ鑑定盤を立てようとするときには、日盤が変わることはわかっていても、月盤が変わる時間を知りませんと、正しい鑑定はできません。 大概年の変わる立春のときは、注意をす…

秘密にされてきた干支学

江戸時代、この干支学は禁止されてきたようです。 それはなぜか不明ですが、暦を使用しますので、暦の管理権をもっていた幕府が脅威に感じたのかもしれません。 それが明治になって、一挙に世に出てまいりました。 このように、一時期でも秘密にされた時代が…

福を取る方法

福を取るという方法には、いろいろありますが、一般の人の思いつくのは神仏参りでしょうか。 しかし私たち干支九星を学んでいるものは、それ以外に福を取る方法があります。 目に見えていただけるのは、方徳でしょうか。方位を使うことによって福をいただく…

12月の様子

今月は、まだ節変わり前ですが 846 381 792 246 351 795 丑 子となります。 残念ながら今月もあまり福のある月とはいえません。 そもそも今年は6白に破れがついていますので、なかなか難しいです。 とはいっても、先祖供養をするように心…

師走とはいいますが

昔の中国の本を読んでいて注意すべき点があります。それは月の呼び名です。 呼び名といっても十二月を師走というとか、そういうことではありません。 今使用している月と昔の月とが異なる、一か月ずれるということです。 どういうことかといいますと、一月と…

きれいな月が

木々の間から、満月近くなった月がゆっくりと昇ってきました。 夜の世界で一番強く光を照らしているのは月です。結構忘れてしまいがちですが、この月の影響を私たちは大きく受けています。 月に名前をつけて、昔の人は月に親しみました。 インドの人にとって…