干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

知識で人を救う?

望月先生が、ある方に依頼されて、地方議員選挙にて応援している候補が当選するようにというおまじないをお伝えしたそうです。 その候補者はそのかいあって、当選を果たしました。 そして時間がたって、また選挙の時期が来ました。 今度は、おまじないの仕方…

干支九星は霊術か

干支九星は普通の占術とは、どうも違うようです。 第一の理由が、これを世に広めた望月先生が、そもそも霊術をたくさん入れられていたこと。 かつ先生は、、ご自身の危険を顧みず教えていただいていたこと。 この立場は後々まで、おそらく後世まで影響されて…

鑑定の難しさ

干支九星の鑑定盤にしても、あるいは易卦にしても、どれだけ深く読み解くかがカギとなります。 当然こではこうであろうと判断しましたあとで、違っていたといわれることほどショックなことはありません。 その原因を探って参りますに、いつくかのパターンが…

現在進行形の占い

干支九星はそもそも、個人の星を基にして鑑定をするという形が出来上がっています。 それにはたくさんの先人たちの占例があって、その裏打ちをしています。 とはいえ、それだけでなく方位を取る方法としても有効です。 といいますか、最初の段階では方位を取…

次元を異にする

干支九星術は、普通の占いとは違った性質を持っています。 いろいろな要素がありますが、最大のものは、その人の人生に波を起こして変革をもたらそうとする所でしょう。 同じ次元にありながら、ああでもない、こうでもないというものではないのです。 そのこ…

大運について

今日は少し時間が取れましたので、四柱推命の大運について勉強いたしました。 勉強といっても、先人、先輩たちが書かれた本を読むということですが、やはり難しいし、隔靴掻痒の感が消えません。 難しいというのは理解しにくいというのもありますが、諸説あ…

年月だけのメリット

気学の場合などもそうですが、年月盤を中心として考えますので、最初にまず大きな枠でとらえてから細かい考察に入ります。 干支九星の場合でも、ある意味それは同様であって、まず年月を押さえてから日盤に取り掛かることが多いです。 それはある意味で、ラ…

災いの起こる日

災いが起こるといっても、世間的に地震が起こるとか、水害があるとかということだけではありません。 個人として、今日は注意していないといけない、という日はあります。 前提として、年筮を見て、どの月が危険かを知っておくのは有効です。 年筮がないとし…

宗教者の名前が入る

外国、特にキリスト教関係の方で、昔の聖人の名前から命名されている方は多いです。 その聖人にあやかりたいとか、ご縁をいただきたいという宗教的な考え方からきたものが多いでしょう。 それに比べて、日本人の名前には、そういった聖人たちの名前からいた…

歴史が浅い占術

干支九星は決して歴史ある占いではありません。 長く計算しても百年あるかないかです。 にも拘わらず、ずっとこれにはまってきました。 他の占術を知らなかったからというのもありますが、何とも言えない魅力、魔力があったからです。 ただ一人の突出した先…

はざまの問題

鑑定盤を作成するときに、特に注意するのが正確な刻の問題です。 刻は二時間ごとに変わりますし、一刻変われば大きく変わることもありますので、注意が必要です。 さらに問題なのは、地方時間です。 明石を中心として出された時間ではなくて、その人のいる時…

方位を使う塩梅

気学の流派によりましては、目的によって使う星の強さが違うのだそうです。 この件につきましては、全く同意いたします。 私たちは普通、その人の運気を上げてやればいいのだと考えがちですし、それで正しいのです。 ところが、急激に運気を上げてはいけない…

惑星のありさま

時間があったので、ホルストの『惑星』を聞きました。 西洋占星術の影響を受けての作曲なのでしょうが、いや実にうまく表現されています。 とはいえ、疑問だったのは、西洋占星術を知らないのですが、たった一つの事象でいいのでしょうか。 自分の無知をひけ…