干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。月恩流 干支九星術(沙門室) 参照のこと。『干支九星術 基礎編~占例集付~』販売中。Amazon kindle か鴨書店様へ。

十五夜と

 当方の住んでいる地区では、雲間から十五夜が見られました。
 ある時間帯は、ほとんど雲がなく見ることができました。
 御団子を捧げ、季節のものを供え、ススキを飾り、夜空を見上げます。
 完全無欠の姿で地上を照らしてくれています。
 月を目とすると、こちらも目で見合わせます。
 ずっと見つめながら、あれやこれやを考えたりします。
 そして言霊をゆっくり捧げ、意識を空全体に広げますと、また違った姿が見えてきます。
 一体先生はどちらにおいでなのだろう、とか思ったりします。
 月をネガティブなものと考えるような地方もあるようですが、そのまま受け取ればいいのだと思います。
 今日は1白年1白月1白日そして1白時と、興味深い時間ですが、だからこそ、響くものがあります。

気学は敵ではない

 九星(気学)の世界では、七大凶殺などが言われておりまして、悪い星というのが決められています。
 そのうち、暗剣殺については、先生が干支を使って説明されておられます。
 では他の凶殺はどうなのか、ということになりますが、九星のすべての凶を干支で説明できるわけではありません。
 同様に、干支の凶方位を九星ですべて説明できるわけではありません。
 ということや、九星だけやっておりますと、必ずモレが出てきてそこに凶作用が発動することになります。
 九星(気学)はあのように簡単な計算ですが、それだけ事象を出すということはすごいことですが、それだけでは足らなくて、失敗することもままあります。
 ですから、気学が干支を補足して、積み重ねれば、それなりの体系になるのではないかと信じています。

開運は常識で

 開運をしたいという人は多いですが、その人の生活を見ておりますと、自分から不幸になっているようにも見受けられます。
 世話になるだけなっておいて、あとは無視するだけでなく、悪口を言っているように生活する人がいますが、そういう人が開運できるかどうかは、常識的に考えればわかるはずです。
 人に知られていないから構わないというのなら、神仏にも通じる開運とは縁遠いものとなります。
 その悪口をいう対象が、人間ではなくてましてご神仏である場合には、みるも悲惨な結果が待ち受けています。
 そしてそういう人生を送る人は、どこか不幸になると諦めていて、仕方ないという言葉を連発します。
 世間の道理に目をつむっています。
 人と接するように、いやそれ以上に神仏と対面しなければ、開運を呼び込む心がないということです。

ばらまき

 干支九星術は難しいという人がいます。
 それがどうしても理解できないのですが、慣れていないというのが一番の理由だと思います。
 そういう現況の上にさらに難しいと思わせているのが先生の本でしょう。
 統一的とか系統的に書いてあるのではないし、言っていることがすごいらしいけど理解できないとか、そういう感想が多いようです。
 自分もそのために、何年も通ったのも事実です。
 で先生の本の特徴は、多くの情報がばらまかれているのです。
 それも程度によって、理解できない時もあるし、理解できるときもあるし、結局は何度も読んで、最初に戻って読み直すことになります。
 もし手取り足取りわかるようにするとするならば、おそらく十倍以上の本を書かなくてはならないと思います。
 私たちは、ばらまかれたものを拾って、自分なりに造りしかありません。

講習会の中身

 先生の勉強会は、半分が鑑定などの件でしたが、半分は宗教的なお話しでした。
 そしてその宗教的な話だけに関心があって、出席されている方もおられました。
 自分も鑑定だけではくその世界観に惹かれて、何年も通うようになりました。
 それは決して○○教や○○宗などと分類されるものではなく、より大きな、高い視線からのものであり、そしてすべての宗教を根本から問い直すものでした。
 その思想は考えて作られたものではなく、実践を通じて見出されたものであり、実際に使用して効果のあるものが多かったですが、ヒントだけの場合もあり、応用ができるかできないかが、その後の方向性を決めることもありました。
 講習会に出ていたもので、その知識を持つ人は多いでしょうが、それを公言する人は少ないです。
 それはその高みに到達しないと話せないことであり、わからずに話せばトガを受けることになるからです。

鑑定の力

 不思議なもので、鑑定というのはつながっているように感じます。
 ある方の鑑定で出た話が、次にも似た内容とか、情報が入ってきます。
 そこに説明できのは、霊的な問題とすればそれまでですが、事象としましても、時間が似ているとか、同じ月ならば、同じ内容が来るというのは十分説明できます。
 かつまた、鑑定者の力量に応じたお客が来るとも言えます。
 説明とかお導きとか、ぎりぎりの因縁の方が来られるのだといいます。
 それもある意味納得できますが、それを過ぎた先生方は、自由自在にお導きをされます。
 どちらかというと、何といいますか、鑑定に力があります。
 口では説明しにくいのですが、その鑑定者の背後の様々な要因なのでしょう。
 これこそお導きとうい鑑定を、先生から学ぶことができました。

星の関係性

 様々な方々の星を拝見しておりますに、これは複雑な相性だというのを見かけます。
 一目で、いい悪いがわかりやすいという星もあります。
 そうではなくて、熟考してどちらかに決めかねる場合もあります。
 厄介なのが、マイナスとプラスの両方を持っている場合です。
 どちらが出るかわからないのですが、そういう場合には因縁が深いと見ます。
 さらにその因縁がわかる場合もありますし、まったく不明な場合もあります。
 そういう方はおそらく、今後どのように人間関係を作っていくのかという意思の方向性が決定するのだと考えられ、それこそが因縁の解消、目的の達成につながるのだと考えます。
 また考えられますのは、星というのは表だけではないとういことであって、日本の星の信仰の形態も同様な面が見られるのが興味深いです。