干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

解神という考え方

 その人の運気をあげる方法として、解神というのがあります。
 郭氏元経に出ている解神とは別物のです。
 これがなかなかよいもので、お手軽に使うことができます。  
 そしてその出し方ですが、その人の十二支の星が、三合になるか並びになるかを探していきます。
 いわゆる補足をするもの、というのに近いでしょう。
 そしてそれを実行したら、本当にいいのかどうなのか。
 解神は、その人の星の全体を見て、そこから決めて考えてください。

四正と四隅

 九星盤、というより八卦の盤は、中心から八方位に分けてあります。
 中国思想では、この八方位が使われていますが、現在では360度で方位を分けるのが一般的です。
 その360度を単純で八で割りますと45度ですが、12で割って30度とし、その12支がいくつあるかによって、四正を30度、四隅を60度とする場合もあります。
 干支九星においては、45度説をとりますが、その発想は30度60度説にも共通するものがあります。
 すなわち、四正と四隅というのは、そもそも論において、扱いが違うということです。
 簡単に、方位をわけてあるとだけを示しているのではありません。

同盤の問題

 干支九星は、一見簡単であり、単純に見えます。
 それは、ある点で間違いないのですが、問題がないわけではありません。
 よく言われるところでは、同盤の問題です。
 気学をなさっている方は、同盤は使いやすいといって、日程を合わせてまで使用しますが、実は裏盤になる点がどうなのかの言及がありません。
 盤が裏に変わってしまいますと、表の九星ではない星が出ますので、事象だけでなく、吉凶も変わってきてしまいます。
 これは方位をとる場合、鑑定盤を作る場合だけでなく、性格を見る場合とか男女の問題を見る場合にも問題になります。
 簡単ですが、よくよく注意すべきポイントです。

大統領選について

 アメリカの大統領の結果がまだ出ておりません。
 バイデンさんが勝利宣言をしたという記事は見ましたが、トランプさんが敗北宣言したという記事は見ていません。
 ということは、決まっていないということなのでしょう。
 九星的に見ますと、事前の予測では五分五分であって、言及することは難しいと感じておりました。
 では現在においてまだ決まっていない状況を、易ではどう解釈するのか。
 どちらにころぶにしても、大きな、今までにない何かが起きる、あるいは体制が変わるように思えます。
 微妙な易ではあり、白黒の明言できませんが、どちらにしても12月節が大きな節目となり、常識が覆ります。

開運は固定せずに

 開運の方法として転居があります。
 また、近隣への小旅行があります。
 ある方は、近隣へ旅行すると開運するからと易者さんに言われて、忙しい仕事の合間、無理をして旅行にいったのだそうです。
 しかし全くよくならないばかりか、仕事にしわ寄せがくるというお話でした。
 旅行でもお金がかかりますので、そのお金も無駄ではないかというお考えでした。
 このように、開運方法はこれだけしかないと思い込みますと、悲劇が起こります。
 頭を柔軟のして、開運されたらよろしいと思います。

方位を超えるもの

 私たちは方位を大切にしますが、死んでも守るわけではありません。
 例えば、サラリーマンが、今日は会社の方位が悪いので休みます、ということにはなりません。
 スーパーが悪い方位にしかなくて、今日は方位が悪いので、食事の準備ができません、とはいきません。
 当然のことなのですが、どこかにひっかかりをもっている人もいるようです。
 私たちの生活では、方位を超える決定をする場合があります。
 それこそが、方位を超える人間の智慧といえます。

リモートに思うこと

 今日、どうしても遠隔で話さなくてはならないことがあったのですが、当然ながら普段の会話とは違います。
 ではこれを鑑定でできるのかどうか、改めて思いました。
 そして自分には、鑑定は無理だと改めて思いました。
 私たちの目的は、当てるのが目的ではありません。
 それとは違ったことを求めているわけであり、それを考えるならば、オンライン鑑定というのは、無地です。
 できる方はどうぞなさってください。私たちとは目的が違います。