干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

名前の影響範囲

誕生日がわからない場合、一番最初に目に行くのが名前です。 名前がわかりますと、こちらが有利になります。 名刺交換をしたあとで、さりげなく名前の確認をします。 名前の影響とはいっても、数字をだして、計算するのでは時間がかかります。 必要な場合に…

日常生活に干支九星を取り入れる

最初に勉強したときには、本当だろうか、と半信半疑でした。 しかし多くの実例が、特に自分が体験した実例は多くのことを証明してくれました。 結論ではなですが、その時に学んだのは、時間にも方位にも法則があるということです。 その法則にしたがうとよい…

勉強する必要なし

干支九星の勉強会をしておりますが、これは学校ではありません。 ですから、勉強する気がない人はやる必要がありません。 また、勉強がわからないという人も勉強する必要はありません。 天の機微に関する話をしているのに、わかりやすく説明などできません。…

目的は何なのか

易などの卜占をするのはどうしてなのでしょうか。 お客さんをよくするためです。 昔の易者さんは、資料もろくになかった中で、多くの人たちを導いてきました。 何か秘伝のような、不思議な方法があって当てられる、と考える人がいるようですが、それはありま…

価値を押し付けず

占い師さんは人間です。 占いに来る方も人間であり、様々な欲望を持ちます。 占い師は、つい自分の考えを押し付けてしまうような言動をします。 本人が、お客さんのためにそう思うのであれば、まあ許せます。 しかし自分のエゴからだとすれば、これは迷惑な…

教えを隠す民族

ずっと以前に、中国で秘伝を教えてもらうには、家一軒分の費用がかかると聞いたことがあります。 そんなこともあるのかと、自分には関係ないものだと聞き流しておりました。 当然いまだに、そういう世界とご縁はないですが、干支九星の生まれ故郷といっても…

解神という考え方

その人の運気をあげる方法として、解神というのがあります。 郭氏元経に出ている解神とは別物のです。 これがなかなかよいもので、お手軽に使うことができます。 そしてその出し方ですが、その人の十二支の星が、三合になるか並びになるかを探していきます。…

四正と四隅

九星盤、というより八卦の盤は、中心から八方位に分けてあります。 中国思想では、この八方位が使われていますが、現在では360度で方位を分けるのが一般的です。 その360度を単純で八で割りますと45度ですが、12で割って30度とし、その12支が…

同盤の問題

干支九星は、一見簡単であり、単純に見えます。 それは、ある点で間違いないのですが、問題がないわけではありません。 よく言われるところでは、同盤の問題です。 気学をなさっている方は、同盤は使いやすいといって、日程を合わせてまで使用しますが、実は…

大統領選について

アメリカの大統領の結果がまだ出ておりません。 バイデンさんが勝利宣言をしたという記事は見ましたが、トランプさんが敗北宣言したという記事は見ていません。 ということは、決まっていないということなのでしょう。 九星的に見ますと、事前の予測では五分…

開運は固定せずに

開運の方法として転居があります。 また、近隣への小旅行があります。 ある方は、近隣へ旅行すると開運するからと易者さんに言われて、忙しい仕事の合間、無理をして旅行にいったのだそうです。 しかし全くよくならないばかりか、仕事にしわ寄せがくるという…

方位を超えるもの

私たちは方位を大切にしますが、死んでも守るわけではありません。 例えば、サラリーマンが、今日は会社の方位が悪いので休みます、ということにはなりません。 スーパーが悪い方位にしかなくて、今日は方位が悪いので、食事の準備ができません、とはいきま…

リモートに思うこと

今日、どうしても遠隔で話さなくてはならないことがあったのですが、当然ながら普段の会話とは違います。 ではこれを鑑定でできるのかどうか、改めて思いました。 そして自分には、鑑定は無理だと改めて思いました。 私たちの目的は、当てるのが目的ではあり…

相性がいいと仲がいい

男女の星を拝見いたしますと、どうして夫婦になったのか、という星もあります。 半面、よくこの相手を見つけたなというカップルもいます。 そしてこのよい方の相性でも、勘違いをしている人が多いのです。 仲がいいカップルというのと、相性がいいというのは…

精神が肉体に作用する

私たち自分のことではありません。 他人から、いろいろな思いを持たれていると、どうなるかというお話です。 よい感情であれば、問題が生じるということは少ないでしょう。 それに対して、悪い感情を持たれてしまうと、大変なことになります。 肉体への影響…

郭氏元経はヒントとして

私たちのしている干支九星は、主として、郭氏元経に基づいております。 ほとんどが、方位を使うときのもので、鑑定盤はありません。 鑑定盤はまた別に、ずっと後の時代に始まったものらしいです。 さらに、流年法も、まだ百年以内のものです。 ですから鑑定…

凶運の時がチャンス

運の悪いときというのはあります。 その時は大変だと思うものですが、その時の心持一つで、その後の運勢を決めます。 干支九星を使いますと、どの時期ころが悪いかがわかります。 その時期に、どういう心もちでいられるか。 ダメだと思うと、あるいは自分は…

第三波というけれど

新型コロナウイルスが増加しており、現在第三波ではないかと言われています。 専門のことは、実際よくわかりません。 また、易を立てたわけではありませんので、そこから知るということはありません。 しかし、おそらく子年に始まったウイルスですから、水の…

特殊が問題となる

私たちの使う鑑定盤にしろ、誕生日の星にしろ、基本が普通のありかたの探求です。 それを見出すことが第一であります。次に特殊な形となります。 例えば、二つの盤が同じ九星であったような場合、どのように解釈するかという問題になります。 勉強会のときに…

実地に学ぶ

私たちの鑑定は、紙と鉛筆があれば、あるいはそれらがなくても成立してしまいます。 どうしても、安易に考えたり、簡単なものと思ってしまいがちです。 しかし実際には、現実世界、現象世界とどう合わせていくかが問題であり、それこそが鑑定盤の必要性です…

日盤に思うこと

鑑定には年月日時を使用します。 がその中で、大切なのは特に日盤です。 毎日、仮に鑑定がない場合であっても、日盤は頭に入れておきます。 そして、万一、鑑定が必要になった場合には、その日盤を引き出してきまして、それで判断いたします。 相手様はどん…

カエサルのものはカエサルに

イエスが尋問にあったときに、不都合な見解を引き出そうとした詰問に対して答えたことばです。 そして神のものは神に、と続きます。 神からお借りしたものは、神に返さないといけません。 神仏は同じなのだから、仏にお返ししてもいいだろう、というのは違い…

納得できなくても折れる

自分の頭で考えていること、あるいは欲望とか希望で思っていることが、易などで見て無理だということがあります。 この時に、自分の欲を押し通すのか、引き下がるのか、大きな選択があります。 ある人は、後悔しないように、どうしてもなすべきだといいます…