干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2011-01-01から1年間の記事一覧

鑑定の適正金額

鑑定にしても修法にしてもそうですが、どの程度が適正金額かというのは、なかなか難しいものです。 相手様のためには、なるべくいただくのがいいのですが、多くいただき過ぎますと、そっくり禍をもらいまして、ひどい状態になります。その実例は多数あります…

今年は大切な時期

今年の今前後は、とても大切な時期になっています。 冬至にはいろいろなことをします。冬至易を立てたり、何をしたりします。そして着実に日が長くなっているのを実感し始めます。 そして新月になっています。すなわち、暦の上でも、月齢の上でも、陰の極み…

お札と干支九星

年末になりますと、お札の交換をいたしますが、ではそのお札は一年間有効なのでしょうか。 いろいろなお考えがあると思いますが、特別に願をかけておいでの方は、それだけの回数お参りするなり、お札をいただくなりされた方がよろしいようです。 では普通の…

禍を知るために

お客さんのお話をうかがって、帰ったあとで、禍が残る場合があります。 それを知るのには、むしょうにいらだったり、禍が入ってきたりすることで知ることができます。 今日は、お客さんが帰ったあとで瞑想をしてみました。 そうしますと、自分の意識というこ…

命を縮める

台湾で易が盛んなのは有名ですが、大陸の方ではどうなのかあまり知られておりません。 先日中国に参りましたら、大きな仏教寺院の庭で、易者と思われる人が、呼び込みをしておりました。 しかし僧侶で易を見てくれるのは、道教の寺院の道士なのだそうです。 …

何が天機なのか

古来より、天機は漏らしてはいけないといわれております。天機を漏らす者は、命が短いともいいます。 望月先生が残していただいた多くのものは、その多くが天機であったと思っております。特に神仏に関することは、聞いたこともないようなお話をたくさん伺い…

木星の惑星に水

木星には四大惑星がありますが、そのうちの一つ、エウロパに氷河の下に巨大な地下湖があるのが知られているのだそうです。 太陽の影響を受けないので、生命の可能性はないのではにということでしたが、最近そうではなくて、命の可能性があるような見解が出さ…

職場にも陰陽

介護施設だとか、細かな心配りが必要な職場は、女性が多く働くことになりがちです。 そういう職場であっても、女性だけでなくて、男性が入った方がいい場合が多いようです。 女性だけですとバランスが悪いのと、陰陽という観点からしてもよくないようです。 …

救われ方

ご相談に見える方は、ご自分の運をよくしようと思っておいでになっておられるとは思いますが、自分勝手に判断される方が多いようです。 こうしてください、といってどれだけの人が実行してくれるのか。頭を抱えてしまいます。 そして自分の都合のいいことだ…

中国人の思想

易というものは、中国人の人生観なり世界観に基づいて書かれております。 仁田丸久先生は、鬼神の手によるというお話を書かれておりますが、それでも根底にあるのは思想です。 そもそも世界をどうして八方位に分けなくてはならないのか、どうして男女に分か…

偏った星

偏った星の人は、偏った人生を歩みます。そしてその多くは、極端であるために、いい場合はいいですが、悪くなりますと、相当きつそうです。 そして不思議に同じような因縁の人が縁を結びます。 それをどうするのか、という問題もありますが、やはり言葉でお…

怒らなくなった

干支九星を始めとする易を勉強し始めて、何がよかったかということをお話される方がおられました。 技術やら人間観やらを養い、身につけるということは言うまでもありませんが、いろいろな人を見るにつけて、勉強する前であったら対立してしまうような場合で…

中国の占い

現代の中国は共産主義の国ですから、易だとか占いの類は禁止されているように錯覚をしてしまいますが、書店のコーナーには、仏教書と易専門の場所があります。 社会を生き抜くために、仏教やら易からヒントを得たいという人が増えてきているのでしょう。 市…

先天と後天

私たちが命を見る場合に、先天運と後天運ということを言います。主として先天はその誕生した時点での星そのものを示し、後天とは流年で来た星のことを言うことが多いです。 もちろんその一面はあります。先天の星にどのように後天の星が乗ってくるかというこ…

同じような鑑定

同じ時期には同じような鑑定がきます。不思議なものです。 ではどこまで同じかといいますと、これは微妙に違います。それでも盤の配列から、時間まで同じようになってきます。 あとは事象をどう取るかということで、それが違いますので、配列は似ていても、…

古代中国人の智恵

あらためて陰陽五要奇書を読んでみますと、よくぞここまで調べたと関心してしまいます。 西晋の時代の書物ですから、その時代にはすでに、あれだけの研究資料がそろっていたということです。 ばらばらに書いてありますが、多くの実例から一つの法則を見出し…

神ありの盤

鑑定盤を立てて、ここには神があると神がないとか、望月先生は話されておりました。 易はすべてにおいて、神に対して盤を立てているのですから、神があるのはわかりますが、神がない盤というのはどういうことなのでしょうか。 神というのものが、易や干支九…

方法は何であれ

易を勉強しておりますと、いろいろな易の方法があることを知るようになります。そしてそれぞれの道で、奥義とかいうものがあって、それに到達しているであろう人の本を読むことなどがあります。 そして自分の身に引き合わせて考えた場合、極言してしまえば、…

易者さんの当たりはずれ

幸福とは何でしょう。その人、それぞれによって違います。それは間違いありません。 ただし易者が、中途半端な人生観を持っていますと、お客さんに影響してしまいます。秘伝だ何だだけを求めている人に、あたったお客さんは不幸です。そういう人に鑑定しても…

頭より心

頭の大きい人はたくさんいます。理屈を言ったり、原理をいったり、筋を通すとかいって、世の中を乱す人です。 遵法闘争というのがありますね。理屈通りにするのが正しいのだけれど、そうすると世の中がうまくいかないのだと。 その中でどこで手打ちをするか…

人さまのために

人さまのためと思っていろいろなお話をさせていただいておりますと、苦しくなって話しができなくなる場合があります。 それこそ首を絞められるような感覚です。それでも無理に話そうと思うと、ロレツが回らなくなります。 質問されている方は、気がついてお…

感謝で開運

おもしろいことに、感謝をして開運をしましょう、というブームがあるのだそうです。 それは全くもって同感です。感謝のない所に、運などやってまいりません。 しかし言葉だけで感謝しています、ありがとう、といったところで、本当に感謝にはならないのです…

コントロールできない心

自分の心はなかなかコントロールできないものです。 たとえば、人からひどい仕打ちをされた場合、心は恨みの念で満たされ、相手を怨みます。 そうするとその念はどこまで行くのか。相手だけですめばいいですが、それだけでない場合が多くあります。相手の家…

意味のない鑑定

私たちがやっているものは、どのようにして生きていくのか、生きる方針を指し示すことであります。それとははずれたことを言ってもしょうがないのです。 意味のない鑑定の一つに、過去を当てることがあります。過去を当ててどうしようというのでしょうか。 …

新しい総理

今日民主党の党首を選ぶ投票があって、野田さんに決まったようです。 彼の星を見るのも大切なのでしょうが、月を見るのも大切です。今回はほぼ新月ですね。何かを始めるときに使います。 逆にいうと、全く新しい価値を作ってかなければならないとも言えます…

簡単に卦を立てる

私たちが日常生きている上で、とっさに判断しなくてはならないことが多くあります。 そんなに真剣に見ることもないけれどわかると面白い、ということがあります。そういうときには、簡単に易卦を立ててしまいます。そうすると、結構世界が広がります。 その…

異常な気候

7月初旬には、真夏の暑さがありましたが、そのあとにからっと晴れ上がらない、夏と呼べないような時期がありました。 そのあとに、立秋を過ぎたころから、再度気温が上昇して、危険な暑さの時期がありました。 そう思っておりましたら、昨日とか今日は秋の…

鑑定盤が悪いと

鑑定盤が悪いと、何をしても結果はよくありません。 悪い鑑定盤を見ていくと、準備不足のことなどがあります。 自己責任という星が出ている場合には、なおさらです。そういうときには、口で言うだけでなく、動いてご指摘することもあります。 そういう場合に…

家は明るく

いろいろなお宅にお邪魔いたしますと、いろいろなものを勉強できます。 そのうち、特に強調していいと思われるのは、採光のことです。 家は何をおいても明るくなくてはなりません。 今必要となっている節電とかいうこととは別にして、昼間なのに暗いとか、締…

この時期の鑑定

そろそろお盆の季節です。 お盆の時期には、みなが先祖供養のことを考えますので、あの世の方でも供養のことを考えます。 こういう時期に来る鑑定は、先祖様にかかわることが多くあります。 先祖様を大切にしてないご家庭、大切にしていてもその方法がおかし…