干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

東洋占星術への意向

西洋には古来より占星術があり、西洋占星術と呼ばれます。 東洋にも占星術と呼んでいいようなもの、たとえば紫微斗数などもあります。 それはそれでいいでしょう。 しかし先生も占星術として東洋の占術を作るというか、方向性を持つべきだというお考えもあっ…

心の幅が必要

お客様のお話をお伺いしたあとで、お答えをするわけですが、なかなか理解していただけない場合があります。 それは内容的に理解していただけないとういのではなくて、ご自分の考えに固執している場合なのです。 これ以外の道はない、と思っている人にいくら…

吉凶を判断する基準

九星は事象を表し、干支は吉凶を表すというのが、私たちの基本的な立場です。 これは、ある意味すごいことを意味しています。 ですが、九星だけで吉凶を出す場合も当然あります。 周易に四難卦があるようなものです。 鑑定をしていて感じますのは、これは白…

方位と心

方位を使って心を変えることができるのか。 心を変えれば、方位を使わなくてもいいのか。 運が悪いのは、心が悪いからなのか、あるいは過去の方災からなのか。 誕生日がよくないから、運が悪いのか。 方位を使えばすべて解決するのか。 いろいろな考えがあり…

縄文時代へのあこがれ

縄文時代は、厄一万年間、平和な生活を保ったということです。 狩猟だけでなく、木の実なども栽培して増やし、争いなく暮らしていたといいます。 その時代、神に当たる概念があってもなくても、もしかして神が必要ないぐらいの平和な時代だったのかもしれま…

参拝旅行をされたお気持ち

先生にはいろいろな場所に連れていっていただきました。 それはすべて、貴重なる体験でした。 多くの場合は、団体旅行であり、多くのご縁のある方に声掛けをされておられました。 実際自分がやる段になって思うには、人をまとめて旅行をするというのは、非常…

毒出し方位と副反応

今日、素晴らしい報告を受けました。 知人が方位取りをしたそうなのですが、ご本人は何を求めてされたのかは知りません。 しかし結果的に毒出しとなりました。 その方位を使って二日目の夕方から高熱が出たそうです。 ここ何年も、熱など出したことのない人…

切りの種類

「切り」はいくつかの様相があると思っていたらよいでしょう。 一つは、自分がもらってしまった災いを切る切りです。 どんなときにも災いはやってくるもので、町を歩いているだけで災いをもらうことだってあります。 それはそれで切りをしなくてはなりません…

記憶を正しく確認

私たちの仕事は、言葉が武器です。 ですから、いろいろな角度から説明をして、相手様に納得してもらうわけです。 しかしながら、納得してもらったと思っても、相手様の記憶が違う場合があるのです。 これは気が付いたときに、訂正をしておかなくてはいけませ…

誕生日が違う人を見つける

今は便利になって、ネット上で有名人という人の誕生日はすぐに調べることができます。 まあこれも、個人情報うんうんで難しくなる時代が来るかもしれませんが、当面は大丈夫でしょう。 自分も勉強のために、事件を起こしたり、業績をあげたりした人の星を調…

上座と下座の科学

最後まで上座と下座が急所です。 神社仏閣は言うに及ばず、家相や地相、人間関係まですべて説明できます。 説明というのは間違いで、開運するために必要なことです。 座席一つ変えたことによって、後々まで影響を受けてしまうことがあるのも事実です。 そこ…

モノを購入する時間

面白い実験があります。 ある人が、Xという品物を買おうと思って行ったのですが、その商品に欠陥が見つかって買うのをやめた、とします。 そしてその同じ物を、別の人が買おうとしてみてみて、よいと思って買ったとします。 そして、後から買った人がそれXを…

大切な日

一年間には、大切な日というのが何日かあります。 大きく言えば、元旦とか、春秋分とか、ありますし、個人的には、自分の誕生日とか先祖のご命日とか、あるでしょう。 その中で、節句も大切な日の一つなのです。 古来、この日におまじないすることが伝承され…

地震の予測

新しい本は、後で買おうと思うことが多く、多少古くなってから買います。 そんな中で、『運命を予知する』(鴇田正春、ジャスタインターナショナル)という本を手に入れました。 分野が違うものですから、ぱらぱらと拝見しておりましたら、地震の計算の仕方…

先生のお立場

望月先生の教えは難しく、また散逸しやす性質を持っています。 そのために、先生の謦咳に接した人で、これを残しておこうという気持ちを持つのは当然です。 しかしその場合、先生がお嫌いだった方向性を取るのはよくありません。 それは、全く先生の気持ちに…

四十年たつと

奇門遁甲の御専門でいらした先人の御一人は、同じことを四十年しているとひらめきが出るものだと話されておりました。 なぜ四十年なのかはわかりません。 しかし自分も、干支九星を四十年ほどかかわっておりますので、何となくその意味する所がわかってきた…