干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

モレを減らす

考えてみれば、全然勉強をしてきていませんでした。 だから、本当に今から勉強することがたくさんあります。 勉強する時間がなかったわけではありません。 その必要性を感じなかったのです。 しかし今になって、モレがあってはいけないと思い出しました。 そ…

方位作用を知る方法はあるか

方位を取ったときに、吉方位とか悪方位だとかは、結果論としてその人に起こってきますので、判断ができます。 とはいっても、その作用自体を感じることができれば、それが一番の物差しになります。 その方位の作用が、その物差しに測れる限りにおいては、い…

仕事を口実にする人

こうした方がいいですよ、とお話しても、仕事が忙しいのでできません、という人がいます。 そうですか、それは大変ですね、でおしまいになります。 こういう人が、いやという程おいでになります。 自分の運を変えるのを、拒否しているとしか思えません。 と…

占いをやめたくなる

もう何十年も前のこと、干支九星の勉強を始めて数年だった時のことだと思います。 自分はこれに合っているのかどうかを考えました。 そして望月先生のお話と、自分の知識のなさ、判断の低さとを引き比べ、これは自分には無理だと思ってことがあります。 その…

城跡のこと

主として、戦国時代からのことになりますが、お城が残っている場合は別として、お城の跡地になっている場所があります。 そういう土地は現在どういう状態なのか、気になります。 その調べる条件として、戦が実際にあったかどうか、という問題があります。 多…

執着の結果

何事であれ、努力することは大切ですし、努力しなくて完成するようなことは価値がないことが多いです。 一つのことを心に決めて努力することが基本にありますが、そのモチベーションが悪い意図だとか、執着から来たものであった場合には、逆に不幸になります…

本当の開運

運がよくなるというのは、お金とか恋愛とか健康とか、目的を叶えることが最終ではありません。 本当に運がよくなるとは、自分の欠点を知って、反省をすることにより、自然に状況が改善していくことです。 運が悪いのは、自分の心や行動に欠点があるからであ…

方位は否定されないか

この世界で思考していますので、どうしても方位とか、時間とかを気にする発想になっています。 では、今はやりのパワースポットとかはどう考えたらいいのかという問題があります。 方位が悪いとしても、そういう場所にいってパワーはもらえないのか、という…

細かくも粗くも

干支九星は簡単であるのに、不思議なもので、いろいろな要素が入っています。 それは、物事の本質というものは、本来単純なものであるからだろうと思います。 しかしながら、最初の入り口は簡単でも、入っていくにしたがって、細かい箇所まで扱わなくてはな…

物事のどこで出会うか

物事は、発生し、維持し、変化し、そして消滅します。 私たちはそのどこを見るかということがあります。 普通、誕生日を聞いていろいろと考えてまいります。 それは、人間は発生を記録するという性質を持つからです。 普通は、発生の時間というものはわかり…

太陽の色

本日は、寅年戌月午日の三合火局の日でした。 火局ですから、燃える火のイメージがあり、色としては赤色が配当されています。 確かに火は、赤々と燃えるというように、赤い色で表示されることが多いです。 では、燃えているものでおそらく最大級のものである…

夢を覚える

寝ているときに、夢を見ない人がいるそうですが、普通の人は見るでしょう。 その夢で特に大切ではないかというものは、かすかに覚えているようなことも、はっきりと覚えているときもあります。 その時に、夢を覚えるのは難しいとしても、はっと起きて時間を…

家相と朝顔

いつも利用している駅の入り口に、いま、きれいに朝顔が咲いています。 この朝顔ですが、北半球と南半球では、つるの巻く方向が逆なのは知られています。 あるいは、お風呂の水を抜いたときに、水が巻いていく方向も逆になります。 というように、北半球と南…

ご先祖の影響について

精神はそもそも見えないものですから、見えないものを分類するというのもどうかと思いますが、実際問題として人間には、亡くなった先祖様とのかかわりがあります。 普通なら十分に通じるものが、何か運を妨げているものがあるように思えることがあります。 …

姓は無視していいのか

名前は変えられますが、姓は普通、変えられません。 だからでしょうか、姓名判断の本を見ますと、姓は問題ないんだ、名の方だけが問題になるんだとあります。 とはいっても、画数を出す場合、その他で使用します。 使用していながら、問題がないというのもお…

姓名判断のこと

姓名判断は面白いです。 ですが、一つだけですべてを網羅するという方法に出会ったことがありません。 この方法はここが優れているが、こちらがだめとか、一長一短があります。 ですから、いろいろな方法を組み合わせて判断するのがいいのでしょう。 そもそ…

病気の種類

人間が苦しむ、大きな原因の一つが病気です。 病気がなければ、それこそ健康寿命を全うできることでしょう。 その病気も、偶発的にやってくるものと、先天的に弱い箇所にやってくるものとがあります。 偶発的にやってくるものは、どちらかというと後天的な要…

勉強法の今と昔

この二、三十年を考えましても、私たちの生活環境は劇的に変わっています。 これほどネットが増えるとは想像もできませんでした。 それに伴って、学校ではなくて、ネットで何事かを勉強するという人が増えて参りました。 それはいい面でもありますが、易の勉…

納車のこと

車を買う場合に、ディーラーさんの方位を考えます。 自分の家からどちらの方角だから、この時期に買えばいい、という計算をする人がいます。 しかしその車は、ずっとそのディーラーに置いてあったわけではありません。 どこかの工場から持ってきて、それでお…

仲間で移動

今日は、小型ワゴンに乗って、仲間うちである場所に移動して参りました。 どなたがどの星を持っているかは知りません。 しかし自分には、あまりよい方位ではありませんでした。 で、結局出たのは自分だけで、他の人は問題なかったみたいです。 同じ車で、同…

残る後悔

本当にふと思いついたことでした。 どうしても解決したい問題があって、何度もトライをして、方向を変えてみたり、いろいろ方策を変えてみました。 でも、どうしても突破できなかったのです。 他人に言われても、というか他人は心配してくれるフリはしますが…

微言という言葉

浜崎先生系統の本を拝見しますと、よく、微言するという表現を見かけます。 辞書的な意味でいうと、微妙に言うとか、かすかに言うとかいう意味らしいですが、はっきり言ってしまうと問題になるということを含意しているのでしょう。 とすると、本来明かして…

易神の意図するところ

干支九星とは違い、易の場合には占的を立てます。 何のために易を立てるのかということを示しているわけです。 そして大概の場合には、その答えが出ます。 それに対して、干支九星の鑑定盤は、それほど細かい占的を立てることはありません。 なぜかといえば…

渡世のために

私たちは易を知っている一方で、世間で生活しなくてはなりません。 その世間の人たちの多くは、おそらく易を知らないでしょう。 そのために、苦しんでいるような人も見かけます。 この世間で生きていくために、時々易を利用します。 どうしても、効率よく世…

理性を飛び越える

通常人間は理性をもって、社会的に見てもおかしくないように生活しているものです。 そうすることが人間として、社会人として認められることになるからです。 しかし、時として、理性を壊してしまったのかというような行動やら、言動をしてしまう人がいます…

常に昇っていく

望月先生の昔の講義ノートを見ますと、様々なことを思い出します。 鑑定の方法や、基本的な知識、それに関連する呪術などは、全く予想外のことばかりでした。 とはいっても、ご本人は自分から説を出すことを極端に忌避されており、そういう場合には、十年は…

方位の呪縛

人によっては、生涯、自分の使ってはいけない方位とういものがあると信じている人がいます。 別に構わないのですが、最初にあった易者さんいん、どうも言われたらしいです。 それから一度も使っておらず、今回、よい方位が回ってきたのでお話申し上げました…

干支九星鑑定盤への信頼

日常会話の中で、これはというときに、鑑定盤を立てます。 その時に、盤を書くことなく、頭の中で立てると一見かっこよく見えます。 ですが、鑑定盤を書かないと、どうしても失敗してしまいます。 あれおかしい結果だと思って、あらためて鑑定盤を書きますと…

地方時について

狭い日本とは言われていますが、それでも九州と北海道では東西に離れております。 そのために、地方時というのを考えますが、干支九星においても必要となります。 すなわち明石からどの程度離れているかで、時間を調節するわけです。 二時間一刻の鑑定盤を作…

恋愛の錯覚

人間は恋愛感情を持つものです。 でも恋愛感情とはどういう感情なのかを、説明できる人は少ないでしょう。 それを説明できる手段の一つが干支九星です。 そもそも恋愛は、ある意味で錯覚ですので、説明する必要はないかもしれませんが、やろうと思えばできま…