干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

中国人の思想

易というものは、中国人の人生観なり世界観に基づいて書かれております。 仁田丸久先生は、鬼神の手によるというお話を書かれておりますが、それでも根底にあるのは思想です。 そもそも世界をどうして八方位に分けなくてはならないのか、どうして男女に分か…

偏った星

偏った星の人は、偏った人生を歩みます。そしてその多くは、極端であるために、いい場合はいいですが、悪くなりますと、相当きつそうです。 そして不思議に同じような因縁の人が縁を結びます。 それをどうするのか、という問題もありますが、やはり言葉でお…

怒らなくなった

干支九星を始めとする易を勉強し始めて、何がよかったかということをお話される方がおられました。 技術やら人間観やらを養い、身につけるということは言うまでもありませんが、いろいろな人を見るにつけて、勉強する前であったら対立してしまうような場合で…

中国の占い

現代の中国は共産主義の国ですから、易だとか占いの類は禁止されているように錯覚をしてしまいますが、書店のコーナーには、仏教書と易専門の場所があります。 社会を生き抜くために、仏教やら易からヒントを得たいという人が増えてきているのでしょう。 市…

先天と後天

私たちが命を見る場合に、先天運と後天運ということを言います。主として先天はその誕生した時点での星そのものを示し、後天とは流年で来た星のことを言うことが多いです。 もちろんその一面はあります。先天の星にどのように後天の星が乗ってくるかというこ…

同じような鑑定

同じ時期には同じような鑑定がきます。不思議なものです。 ではどこまで同じかといいますと、これは微妙に違います。それでも盤の配列から、時間まで同じようになってきます。 あとは事象をどう取るかということで、それが違いますので、配列は似ていても、…

古代中国人の智恵

あらためて陰陽五要奇書を読んでみますと、よくぞここまで調べたと関心してしまいます。 西晋の時代の書物ですから、その時代にはすでに、あれだけの研究資料がそろっていたということです。 ばらばらに書いてありますが、多くの実例から一つの法則を見出し…