干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2013-01-01から1年間の記事一覧

人相も自由に

干支九星には、定則というのはあってなきがものです。その場、その場で応用がきかないとなかなか難しいものです。 今日、知り合いが軽い気持ちでしょうか、自分の人相を見てと言ってきました。 人相の本によりますと、先祖の回忌が近いという場所の近い場所…

執着がすぎると

人間は何ものか、神仏に守ってもらいたいと思うものです。 いざという時に、救いの手を差し伸べられることを望むものです。 しかしそれは神仏だからいいのであって、例えば亡くなったご主人がいつもそばにいるというと、これはまた事情が違ってくるようです…

師走になり

十一月はさっと過ぎ、とうとう師走になってしまいました。 この時期、待っていたようにクリスマスソングが流れます。 売りたい、買ってもらいないのはわかりますが、どうも慌ただしい気持ちにさせられます。 クリスマスは、冬至信仰とも重なります。復活です…

地震が時々起きます

最近、今月に入ってからは地震が時々起きています。 思いもかけない時間に起きることもあります。 自然が相手ですから、それは仕方ないことですが、それでも驚きます。 そういうときには、鑑定盤を立てるようにしています。 地震で鑑定盤もないという考えも…

宗教と違うとはいうものの

易にしろ干支九星にしろ、宗教とは違います。これは間違いありません。 しかし易などを追求してまいりますと、どうしても心の部分に出くわします。 易をやって、方位を使って、棚からぼた餅のように福が降ってくるのではありません。 しかし吉にしようとすれ…

結婚とは

昔の結婚と今の結婚とでは意味が違います。 それは籍とは別に事実婚というのができてきたからです。 ですから、私たち占い師にしましても、この辺をわきまえないといけません。 結婚はしていなかったけど、同棲をしていたとか、結婚せずに子供を流してしまっ…

占いと宗教

占いを本当にやっていくと、ときどきは霊的なものを扱うことがあります。 そのときに気をつけなくてはならないのが宗教です。 一般規則というのは、あるようでない、ないようであるのですが、その法則から外れた考えを持つ人たちがいます。 それが特定の宗教…

変わる家相の考え方

最近の住宅は、先人たちがたくさん実例を集めて本に書いていただいていた時代とは相当かわってきているようです。 新しく住宅を建てられた方は、最近の住宅の気密性に驚かれるようです。 全くの密封ではありませんが、ほとんど空気が止まってしまているよう…

今年度後半期初級の予定

今年の10月の勉強会より、初級を半年の計画にて初歩をしたいと思います。 ですから10月より半年、6回にて入門がわかるようにしたいと存じます。 予定では、 (1)暦と盤のつくり方 (2)九星の事象 (3)十二支の考え方と方位 (4)各自の星の出し…

同盤について

九星で同じ盤というのがあります。例えば今年の8月は5黄年5黄月でした。 十二支でもあります。今年の5月は巳年巳月でした。 年月もあれば、月日もあります。 たとえば、二月の寅の日は、寅月寅日です。 そして今日は9月の酉の日で、酉月酉日でした。 一…

あまりにはずれたら罰金

この前テレビを見ておりましたら、外国の占い師事情を話しておりました。 東欧圏では、いまだに中世以来の伝承も多く、一部の国では国家の承認する占い師制度もあるそうです。 その中で興味深かったのは、国家認証ということから当然のことですが、あまりに…

竜巻という

5黄年の5黄月の最後に、関東地方で、竜巻の被害が出ました。 今まで5黄といえば、地震だとか、台風だとか、大雨だとか、いろいろな事象が出ましたが、今度からは竜巻というのも考えないといけないでしょう。 台風も渦ですが、竜巻も渦です。 そして、地上…

自戒を込めて

サイコロを振るときには、無心でなくてはなりません。 無心が難しいのなら、慈悲心に満ちていなくてはなりません。 なかなかのものです。 自分を戒めつつ、お客さんが最良の道に行けるように、後押しができるようにと心がけたいものです。

方位と係り

私たちは方位を使いますが、方位の事象が出ることは言うまでもありません。 そしてその事象は大切なものですが、もう一つ見なくてはいけないのは、係りの星です。 自分の星がその日にどこにあって、どの星がかかるのか。そしてどういう作用を出すのか。 この…

事象を絞る

さて今月は、5黄年の5黄月です。 この時期には、地震、爆発、台風、様々な災いが起こりやすい時期とされています。 ではそれらの中で、どの災いが起こるのでしょうか。 この事象を絞っていくという作業は、この5黄5黄という星だけでは出しにくいでしょう…

物事に偶然はない

物事に偶然はないといいますが、まさにその通りです。 相手様がこちらにやってきた場合には、その法則があります。 同様に知らない間にどこか行った場合、どうなるかという法則もあります。 そのように考えてまいりますと、人間の行動というのは、実は結果が…

孕み日の計算

日本には、淘宮術というのがあります。 生年月日に基づいて、その人が受胎した日を調べ、それでもって性格の判断をするのです。 しかし一般に言われている十月十日というのは違います。 違うというのは、生理学的に、医学的に違うという判断をしているのでは…

ミス○○というけれど

ミス○○というのが流行っています。 その中で一番の美人なのか、何なのかになりたいとだの思います。 しかし何かすぐに仕事に結びつけばいいですが、たいていの場合には、他の女性からの嫉妬と、男性からの執着の対象となります。 そういう方で成功される方は…

さて、8月になります。

明日は立秋、いよいよ8月節になります。 5黄の年の5黄の月は、ともかく注意が必要となります。 そもそも今年は5黄の年ですので、5黄の日もそれとなく注意をしています。 5黄が重なると考えるからです。 ですから、今年の8月は、5黄の日は特に注意す…

理由はけっこう難しい

私たち、干支九星を行っているものは、簡単に十二支も九星も回座させます。 それはそれでいいのですが、ではどうしてそう動くのかということになりますと、大変に説明が難しいです。 天体を観測しての星を出すという考えかた、実在はしないのだけれど、そこ…

他の先生の講義

ネット社会というのは便利なもので、他の占いの先生方がどのような講習会をされているのか、サンプルなどが見られることがあります。 なるほど納得いたしました。 一般の人が考える占いの講義というのは、理屈、理論なのですね。それに少しのテクニックと。 …

おかしなお年寄りが多い

今月に入ってから、おかしなお年寄りの記事が多いです。特に男性です。 電車に乗っていましても、平気で自分勝手な行動をするお年寄りを目にします。 なるほど今月は6白の月です。老人が目につくのも仕方ありません。 ましてや、年盤では6白は破れがついて…

陰遁になりましたが

もう数日前から陰遁に変わっています。 夏至が一つの目安ですので、暦からはそう離れてはいないような日数です。 今年は5黄の年ですので、その点は少しありがたいです。 しかしまだまだ気は抜けません。巳年ですので、6白に破れがあります。ここが怖いわけ…

因縁の引き合わせ

こういう仕事をしておりますと、いろいろな興味深い話に出会います。 私たちは自分だけで生きているという感覚を持ちやすいですが、しかし見えない何かの因縁が人と人とを巡り合わせることがあります。 それが本当の星によるのか、それとも別の因縁によるの…

あまりにも多い本

まあどの分野でもそうなのでしょうが、易の世界でいいますと、同じような本がたくさん出でいます。 表紙をかえて、作者をかえて、そして内容はどこからかの本をそっくりそのまま、あるいは少しは変えて出す、というものばかりです。 ある意味でいやになって…

努力した先人

私たちは、先人の書いた本を読みます。 それはその場所からスタートできるからです。 しかし実際には、その書いてある内容を理解することをしなくてはなりません。その間に自然に実力がついていくものです。 そしていろいろな記述を見ますと、当たり前のこと…

知識で人は救えない

占いを勉強されている方を拝見しておりますと、いくつかのタイプに分かれるようです。 何となく興味があるからといって、最初に干支九星を勉強される方は幸運です。別の方法に頭が固定化されていないからです。 他の教室で勉強されてこられている方もおられ…

同じ干支

天干地支が同じなものは、60に1の確立ですが、なぜかこの同干支がある人とは縁ができます。 年月日の三つのうちに、一つでも同じものあがると、同じような気持ちになります。 これは不思議なことですが、相当深いものを感じるものです。 しかしこれが二つ…

空梅雨ですが

梅雨に入ったにもかかわらず、長い間、雨がありません。 田んぼの水にしても、作物の水にしても、不足しているのではないでしょうか。 今年が癸巳の年であり、しかも今月が午月ですから、わからないではありません。 しかし5黄年ですので、台風やら、豪雨や…

占い師の心得のようなもの

占い師は、お客さんが来た場合に、聞かれたことだけを答えればいいというのではありません。 問題があるような場合には、その人が言いたくないようなことも言わなくてはならない場合があります。 その発言によって恨まれるならば、やめた方がいいですが、そ…