干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

人間平等ではない

私たちの星を見て参りますと、人間平等の原則は当てはまりません。 平等という点でいえば、年月日の干支九星の数の九つが誰にもあるという平等なだけです。 では完全無欠な、何も問題のない人はいるのかといえば、そうではありません。 誰にでもどこかに問題…

地震予見の記事

地震というのは、現代の科学をもってしても予知が難しいといわれています。 が最近なぜか、地震に関する古い記事を見ることが多いです。 東日本の前、何か大きな地震が起きそうだという体感をした人が数名いた、という記事を見ました。 それも、東北地方であ…

易の先人の説

先生のよく話されていた大切な教えに、先祖様のお墓参りというのがあります。 それは先祖様をご供養することによって、先祖様の安楽を願うことです。 易関係の先人様につきましては、供養とは言わずに、先人の説を世に出すことによって、その先人の功徳とす…

名前と世情

ある関係で、若い人たちの名前を見る機会が多いです。 昔は、読めない名前が1割で、9割は読めておりました。 そして徐々に読めなくなる名前が多くなってきましたが、特に偏差値の低い学校の子の名前が読めない場合が多かったです。 しかし今は、わかるのが…

占い師の出発点

先生が話された内容は干支九星が中心でしたが、もちろんそれだけではありません。 そういう技術とかよりもむしろ、別の方に先生の真骨頂があるのです。 問いかけの形でお話されることもありました。 一体、占い師の仕事とは何なのか、とか根本の話です。 そ…

星はいつ決定されるか

私たちは、誕生日がすべてであるとして計算をしています。 ところが、人間の人格形成は、誕生した後に行われます。 とすると、誕生日と人格形成はどのような関係にあるのか。 星をみていく上で最初、幼少時代のトラウマが人間の性格などを決定するのではない…

干支九星の勉強方法

干支九星は、先生が実践中心で来られましたので、勉強方法は実践中心であります。 他の講習会には、ほとんど行ったことがありませんのでわかりませんが、机上の勉強はほとんどありませんでした。 もちろん講習会は机上ですが、その前には多くの実践の裏打ち…

教授する上の急所

霊術を教えていただいたあとで、実証する前に他人に話をしてしまいますと、その効力はその人に残らずに、次に人に移っていってしまう、と言われています。 一度でもその効力を確認した上でのことでしたら、その限りではありません。 翻って考えますに、干支…

方位は恐ろしい

私たちのルールの中に、吉凶は動より生じるという大切なものがあります。 ですから、動くこと、すなわち方位を特に重要視するわけです。 でその方位の吉凶を調べる根拠として、『郭氏元経』を主に使用するわけです。 ですが、元経が万能ではありません。 こ…

暗剣殺の利用方法

暗剣殺の時期に入りますと、全体的に運が落ちます。 そういう時には、ジッと我慢をするのがいいという説もありますが、それだけではありません。 まず、今までためておいた仕事を一挙に片付ける時期です。 問題を抱える時期を逆利用して、うまく仕事を追わし…

東京スカイツリー

お恥ずかしい話、初めて東京スカイツリーに登って参りました。 建設中、塔が伸びていく所も見てきたわけですが、登ったのは初めてです。 まず技術に驚きましたが、それよりも、これだけ大きな建造物ができると、気の流れが変わってしまうことを実感しました…

懐かしの文章

久々に先生の文章を読み返していました。 一部は、始めてみる文章もあり、吸い込まれるように、また片手にペンを持ちながら読みました。 何が感心するかというと、ともかく遊び心をお持ちでした。 新しいことや、あるいは周りで盛り上がっていたり、興味を持…

占い師と切り

占い師は、切りをしなくてはなりません。 先生は、いろいろな切りを残されました。 それは、一般の人にとっても大切であるとして話されておりました。 特に易をする者は、自分に切りをかける必要があります。 災いをもらうから、という考えが基本ですが、も…