干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

世代の常識

昔と今を比べても始まりませんし、意味のないことです。 ですが、世代を超えておいでになる方には、その人に合った話をしなくてはなりません。 自分の若い頃を考えても、年配の人の常識と自分たちは全く違う、いずれ自分たちが大人になったときには、自分た…

九星の相生相剋

干支を入れない鑑定の場合には、九星での相生相剋をみていたわけです。 同会している星や、宮との相生相剋になります。 ただその範囲は限定されてしまう傾向にあります。 例えば1白でしたならば、必ず2黒などは剋になりますので、マイナスとして判断されま…

情報を選ぶ

ネットが流行りだした初期から言われていることですが、ネットは情報が過多ですので、そこから大切な情報か選ぶ能力が必要になります。 たしかにネットには重要な情報や大切な情報もありますが、逆もまた多いはずです。 特に占いは、最初が肝心ですので、お…

記録をつける

鑑定をしたいとか、鑑定士になりたいと考えていない人であっても、この学問は面白いです。 何事かが発生するのは、偶然で起こったことではないのです。 インドでもインドラの網といって、すべての事柄は関連して起きていて、偶然に起こったことはないという…

天災の予測

今年は年初から地震があり、大変な年として始まりました。 それにしても思うのが、我々が仮に地震の予測ができたとして、それをどうしたらいいのかという問題があります。 公表して外れましたでは、占術の価値を下げることになります。 当然、次回からは信じ…

一番確実な開運法

開運をするには、はやり宗教が早いです。 宗教といっても、新興宗教ではなくて、今まであった既成の仏教と神社神道とを意味します。 要するに、どうにかして突破しようとする気持ちと、それに感応していただけるものがあるかどうかです。 大概の人は、信じな…

最初に戻る

干支九星の鑑定にしても、考え方にしても、法則通りに解明するのは、そう難しいことではありません。 実際にやってみれば、多くの場合には答えが出てきます。 しかしながら難しかったり、込み入ったりしますと、答えを出すのが難しくなってきます。 そこをど…

余計なこと

吉になるには努力がいりますが、災いになるのは簡単です。 亡くなった方の骨を少し分けて欲しいともらい、それを供養している人がいます。 外国の人なら、まあ考えられないではないですが、日本の中ですぐに墓参りに行ける距離でありつつそういうことをする…

同盤の月

今月は九星と十二支が同じ盤になっています。 九星では3碧ですので、今月は世間全体が3碧の影響を受けます。 ここで事象の取り方が出てくるわけですが、3碧の事象篇を見れば、世間の九分の一がそうですので、たくさんの事柄があるわけです。 とはいえ、基…

肉親の争い

親子や夫婦、親戚などの間で、争いをしていることを見ることがあります。 それは多くの場合、お金に関係することです。 しかしながらお金に関係なく、最初から関係が悪かった人というのもあります。 それは、運命としか言えないような関係の人たちです。 そ…

漢字のこと

ここ数日、UNICODEを見るとがあったのですが、改めて思ったのは、中国文字の多さです。 どれだけの文字を発明してきたのか、中国人の徹底ぶりに感心いたします。 それに対して、ラテン文字系統のものは少ないです。 これは発想の仕方にもよりますが、多数の…

地域差を考える

私たちはつい、自分の価値基準で判断してしまいます。 これは致し方ないことでしょうが、他地区の方を鑑定いたします場合には、問題となります。 簡単な例ですと、海辺にある家の作りと、山間地区の家の作りとが違うようなものです。 まあ日本ならまだわかり…

やってもらうこと

私たちが拝見している鑑定によって、お客さんにお話をさせていただくわけですが、開運するのにやってもらうことがあることがあります。 この人は、〇〇すべきだとか、〇〇の考えにとらわれているので、発想を変えるべきだとか。 その中で一番難しいのは、考…