干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

誕生日占いのわな

 今日、病気を見て治してほしいという方から電話がありました。
 では誕生日を教えてくださいというと、それでは結構ですというのです。誕生日を聞いたので、あなたの運命はどうこうです、といういわゆる命をみるのだと思われてしまいました。
 干支九星は命をみるだけでなく、卜にも優れておりまして、そういうことが今知られている命の占いに毒された一般の方にはわからなかったのでしょう。

 病気を透視して治してほしいといいます。今日は体調の関係で、お化けが見えましたので、お化け二体ありますといったら、とんでもないという具合に切られてしまいました。

 電話ごしに病気が治せる人もおられると思いますが、私たちの目的は病気を治すことと同時に、その原因を直すことです。コンビニではあるまいし、自分の人生を安くお考えの方、ご縁がなかったのは仕方ないことなのでしょう。
 ただ命と卜の差、特に干支九星が両方に優れていることが知られていないのが残念です。