干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ペンネームのこと

書くことを仕事にしている人たちの多くは、ペンネームを使っています。そして本名をあまり出しません。 本名を知らないでいますと、仮の姿であるその人とのお付き合いが始まります。決してそれが悪いというのではありません。 といいますのは、偶然に本名を…

龍穴も方位で

今日本では地理風水のブームといっていいでしょう。 地理風水という本を翻訳したのは、望月先生です。この本をどの程度の方が知っておられるのでしょう。 風水を考えるときに、龍穴というのを重要視いたします。もちろん他の要件も必要ですが、龍穴は不可欠…

日本の現状

日本がいま危ない状況にいます。 特に中国との関係を見ますと、危うくて仕方ありません。 大国主義の中国に、日本の考える、世界の常識が通用しない点に戸惑っているのだと思います。 しかし干支九星的に言いますと、それは表面的な理由でしかないのです。 …

正確な方位学

今日本ではやっている気学ですが、本当に答えが出ているのでしょうか。 事象としては九星で間違いなく出ますが、どこまで分析されているのか疑問に感じています。 干支学をやりますと、厳格な計算がありますので、漠然と九星だけの相生相剋で答えを出すのと…

エアースポットの日

いろいろ計算をしますと、この日はあまり運がよろしくない、というのがわかります。 それでそれには、応分の対処をするのですが、どうも計算通りにいかない日というのがあります。 よくはないなあ、という程度の計算として出るのですが、どうもそれだけでは…

実学に照らし合わせると

私たちのやっている干支九星は、もちろん郭氏元経の記述を中心にして考えております。 ですから、そこから離れることは全くありません。これは間違いありません。 しかし元経だけでは足りない内容もあるのです。これは元経自身、すなわち郭璞自身も気がつい…

月盤が中心

干支九星で方位を取ろうとする場合、中心になるのは月盤です。 年盤は当然大切です。大きな事象は間違いなくこれで出ます。 日盤も大切です。小さな旅行などはこの事象が出ます。飛行機旅行などは注意する必要があるものです。 その中でも月盤が、転居やら増…

実例から学ぶ

鑑定盤を立てて、基本的に見る部分はあります。 しかしながら、それだけではすみません。そこをどうやって見ていくのか。そのためには、自由自在に見る必要があります。 そのためには、頭で作った盤では話になりません。動くものが動きませんので、内容なし…

月から降るもの

昨日も今日も雲の隙間から、きれいな月が出ています。 23日の子の刻、月を見ておりましたら、何やら降ってまいりました。あれと思って、錯覚だろうとまた見ておりましたら、また降ってきました。 先ほど子の刻に、同じようにしばらく見ておりましたら、今…

大きくなった宗教

私たちは企業とか事業とかで成功した人のことは調べますが、宗教で成功した人というのはあまり調べません。 どうしても信仰の部分は見えないことが多いからです。 しかし実際には、成功している宗教の人たちも、多くのものを持っていたり、使っていたりして…

細かい方へ向く

気学の時代には、鑑定する場合、年月盤だけを用いておりました。 それが日盤の九星がある程度しっかりしたものになってきてからは、日盤まで使用するようになりました。 もちろんそれに伴って時間盤も使いました。 しかしそれでも足りずに、小時刻盤を使うよ…

気づくかどうか

かつて、この月にはこういうことが起こるだろう、こういう事象が出るだろうとして予想していた内容が、はずれたことがあります。 どうしてかを考えようと思って忘れていましたら、今頃になって、その答えが見出せました。 お恥ずかしい話しです。しかしそれ…

東北の神秘

これは方位学とかはあまり関係ないのですが、土地自体として、日本の東北地方というのは、何かがあります。 修行者たちがたくさんいて、夜中に秘密の集会をしたりするのだそうです。 そこでは、普段はあまり見られないような光景が、平然と行われているとい…

アレの神

地上に大きな風やら、水やらをもたらす神をアレの神と呼んでいいのでしょう。 この前お邪魔した滝は、まさにその神の荒れる状態でした。あるいは、お不動様の真のお姿かもしれません。 そこに行った方からのご報告がありました。 帰ったその日は、本当に家の…

道案内

私たちがパワースポットなどの土地をめぐるとき、初めての場所ですとどう行ったらいいのかわからないことがあります。 その場合に、道に迷うのは最悪で、目的地に行けないのはもっとよくありません。 その反対に道案内が立つ場合があります。そういう時には…

切り張りしていくら

本屋でまたまた易の本を見つけまして、中を見ておりましたら、驚いてしまいます。 望月先生が出されたいた説が、あたかも自分の発見のように書かれているのです。 その説はそれだけではなかったのですが、ということは、その本に書かれているのは、内容とし…

カルマの法則

こういうことをすれば、こういう結果が出るという法則を述べる人は多いです。 ある意味、私たち干支九星を知る者も同じように話すことがあります。 しかし人には、それとは別のカルマもあるのです。 ご先祖のことです。先祖が残したカルマが、生きている人の…

3碧は初年運

最初期の気学は、どの星が初年運、どの星が中年運、どの星が晩年運というようにして判断されておりました。 それを押さえて人生設計をしないと、成功した人生を送ることができないのだと。 確かにそれも一理あります。たとえば3碧の人は初年運ですから、晩…

儀式の大切さ

人が成長していく間に、人生の節目節目で、神仏に参詣をしてごあいさつをする儀式というのが残っています。 たとえば七五三などがそうです。この儀式を通過儀礼として、成長したことを神仏にご覧いただくわけです。 結婚式にしてもそうです。また成人式など…

雨の日だけれど

雨の日には、深い所までお話ができる、と望月先生は話されていました。 自分が同じような立場になってみて、なるほど、今日のように雨の日には、何があるというのでなく、すっと通過していくような感じがいたしました。 しかし、ある事柄の話になりますと、…

方災は祈願で消えるか

ある神道家の方で、気学をなさっていると思われる方の本を読みました。 人には様々な災いがありますが、その中でも方災というのがあります。それを消すには、神仏への祈願が必要であるということを書かれておりました。 これに対しては、ある意味では賛成で…

多神教と多仏教

神道は、一神教か多神教かで分類したならば、多神教に入れられるでしょう。 川の神やら、山の神やら、その数は八百万ともいわれています。 それに対して仏教は、神を否定する数少ない宗教です。 否定するとうのは、存在を否定するのではなくて、輪廻に関する…

宗教と干支九星

干支九星で開運をする場合に、方位だけでなく、もちろん方位を含んだ神仏にお願いすることもあります。 しかしその逆もあるようです。 すなわち、宗教的に成功したい、自分の人格を向上させたい、というような願いを持っている人には、干支九星は有効でない…

自分の枠を広げる

開運法を使ってまいりますと、確かに開運はできます。 おそらく自分の人生の中でも、相当にいい所まで行けると思います。 それで満足するならばそれでよし。しかし本当に人間に必要なのはそれだけではありません。 自分の我をなくすことです。 そうすること…

今月の月恩会

平成22年10月の月恩会のご案内です。 初級クラス・・10月9日(土)、JR神田駅西口、出世不動通 出世不動三件隣 矢板ビル5階 中級クラス・・10月16日(土)、JR神田駅西口、出世不動通 出世不動三件隣 矢板ビル5階 それぞれ午後3時から5時まで…

いろいろな方法がある

私たちのやっているのは干支九星ですが、他の易占を軽蔑するつもりは全くありません。 それぞれの占術には、それぞれの特色と長所、短所があると信じているからです。 もし一つの道を極めた人がたならば、その人のことを尊敬してお言葉をいただくでしょう。…

不登校と名前

今日お見えになった方は、名前を変えられた方でした。 小学校の2年生から6年生までずっと学校に行かない、不登校児だったというのです。 それでその方の祖父が、名前が悪いのではないかということで、名前を変え、裁判所まで行き、正式に改名をされたそう…