干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

欲がないと言われるが

ツイッターとかしないんですか、と聞かれることがあります。 基本的に宣伝は最小限にしておきたいので、このブログとHPだけで当面は十分ですとお答えします。 それは、天の機密に近いことを扱う干支九星は、多くの人に伝えるべきものではなくて、ご縁のある…

540年前

天干が10、地支は12で、60です。ですから60年で還暦になるわけです。 しかし干支九星の場合ですと、そこに9つの九星が入りますので、更に180という数字が出て参ります。 その60の塊を、上元、中元、下元ととり、それぞれの時代の特徴を示すこ…

十二支を入れて変わること

今までの九星のみの考え方というのは、簡単で利用しやすいですので、多くの人が勉強してきました。 それが干支が入ることによって、複雑になって参りました。 そもそも九星のみの使用というのは、最近になってのことで、以前は神殺などを使用していましたの…

気が付く練習

私たちのしている実占は、ある程度の方式のようなものがありますが、それを超えた答えが出ることもあります。 鑑定のときに、その方式だけにとらわれていると正しい答えには到達しません。 その鑑定のどこに目が行くのか、どう解釈するかを発見するのが難し…

夫の運気を弱める人

これは女性のみの話なのですが、男女の相性という問題だけではない重大な星を持つ人がいます。 そもそも男女の相性というのは、間違いなくあります。そしてその計算もできます。 それはそれで占いの分野ですので、別れるべきだとか、このままでいいとかいう…

検証してから公表

望月先生は、先人がどこかに書いてあれば、いろいろな説をすぐに公表すると話されておりました。 しかしほとんどの説が書いてないので、自分で10年は寝かせてから公表するのだというお話もされておりました。 ですから私たちは、先生の本に書いてあること…

美人とは何か

女性は美人になりたいといいます。 しかしこの美の基準というのがあいまいです。 美しいと感じるのは、各人で違うからです。 あるいは時代によって、感じ方や思想が違うからです。 では現在生活している人たちの多くが、美しいと感じる人を美人という、と定…

再度、日盤へ注目

干支九星の鑑定盤は、基本的に年盤、月盤、日盤、時盤を使います。 そのうち、日盤が一番重要です。 日盤のどこに本命の星があるかを探して、そこから同会の星を使って鑑定をしてまいります。 ではなぜ日盤なのか。私たちの生活は、年単位、月単位もあります…

流星などの現象

私たちの使っている暦には、天体のことはあまり書いてありません。 例えば、流星などいつ起きやすいか、はありません。 そういう情報は、天文年鑑などにあるようです。 そういう、天で起きることがらに関心を持つことも必要です。 しかし暦には書いてない。 …

人を見てから

干支九星でお話させていただく場合に、そのお客さんが、何回目の方なのかを考えます。 最初の方の場合はどうか、何回も来られている方はどうか、相手により話し方が変わります。 それは、こちらの考えをどこまで理解していただいているかわからないからです…

道徳、倫理、感情、など

道徳というのはその時代で、そう多く変わることはないように思えます。 それに対して倫理というのは、ずいぶん変わっているように見えます。 昨今の著名人の不倫報道などは、時代の世相を反映してか、ずいぶん変わってきています。 さらにその上、私たちの感…

厄落とし

大きな災いになるべきことが小さくてすんだ、ということはありがたいことです。 何か問題が起きたときに、こんなことが起きて自分は不幸だと考えるのか、この程度ですんでよかった、と考えるのかでは大きな違いがあります。 小さな災いで済んで、厄落としに…

易卦と名前

名前を付ける場合の基本書には、春夏秋冬とか、花の名前とか、木の名前を付けてはいけませんとあります。 男性に女性的な名前、女性に男性的な名前もいけない、と書いてある本が多いです。 そんな中で、九星はどうだろうかと考えました。 一白、二黒、・・あ…

時代とともに変わるもの

年代がわかってしまいますが、現在の人達の考えかたを新しく学ばなくては鑑定もできないようになってきています。 たとえば、男女関係を考える場合に特に顕著なことがあります。 それは同棲と入籍が同時であることがないということです。 そんなこと当たり前…

夜中の鑑定

夜中は基本的に寝ていますので、鑑定はできません。 しかし今はメールがありますので、送り手はいつでも送れます。 受け取り側も、同時に受け取れはしますが、眼にするのは朝になってからでしょう。 そうすると、どの時間でもって鑑定盤を立てるかということ…

気学という名前の意味

干支九星もそうですが、方位を使うことがあります。 それは、物質を求めるとうい形をとったとしても、本来は物質ではないものを求めにいくものです。 それを「気」と呼ぶことがあります。 おそらくそういうこともあって、気学という名前にもなったものと想像…

いもあらい会

昔、淘宮が流行してた時代に、いもあらい会というのがあったと聞いたことがあります。 それぞれの個性を孕み月から計算して出して、そして皆で話し合いをして、それぞれの長所を伸ばして、欠点を削っていくという会だったそうです。 ちょうど泥のついた芋を…

質問を受け付けない先生

九星の先生の中には、生徒さんの質問を受け付けない先生もいるということです。 それはそれぞれの方針ですから、こちらで何も言うことはありませんが、実はこの質問を受けることには、非常にいい面があります。 それはまず、生徒さんがどれだけ理解している…

イメージを生み出す

盤の説明をさせていただくときに、新し方位の使い方などの質問を受けることがあります。 そういう用法が正しいかどうかは、先生より教えていただいておりません。 そのために、イメージを使った、果たしてどうなのかの可能性を探します。 その内容も、すぐに…

どこまで決定されているか

誕生日の星をもって、相当なことまでわかります。 それでは人生の最後である死亡の時期はどうでしょうか。 人生の波を見て参りますと、この時期は幸運が来る、この時期はよくない、ということがわかります。 病気の発病なども、その悪い時期に当たるでしょう…

捨てる覚悟

干支九星は、それだけで優れた占法であり、知命法なのですが、また別個にいろいろな勉強をしなくてはなりません。 例えば家相です。これは干支九星も必要ですが、基本的な部分は別に勉強が必要です。 その他、いろいろな分野で必要な基礎知識があります。 た…

遺伝などの関係性を見る

親から子供に遺伝する星は、その人の性格を見るとわかります。 しかし実際に干支九星を出してみると、どこが関連しているのか、なかなかわからないことも多いでしょう。 生き方は違うのだけれども、兄弟で最終的には同じような選択をしたとか、とかあります…

易占を勉強する段階

干支九星をはじめとする易占を勉強する場合、いくつかの段階があることを知らなくてはなりません。 おそらく最初は、本でもって勉強するのだと思います。これはとても大切な段階で、いつでもここに戻れるようにしておきます。 次が、実際に鑑定をしている先…

コップに水がたまるように

干支九星だけではありませんが、開運をしようとする場合、毎日、とまではいかなくても、頻繁に開運の方策を立てることが大切です。 年月で方位をとるのは難しい場合には、月日で、あるいは日時で行っていきます。 そうしますと、コップに水が少しずつたまる…

二つの関係性

一つでいるときには、単独ですから何の関係性もありません。 それが二つになりますと、関係性が出て参ります。 同じ形のもの、違った形のもの、同じでもさかさまのもの、左右が対象のもの、いろいろなものが、二つありますと、様々な関係が生まれます。 私た…

重要な地点

方位をとって開運をしようとするときには、神社に参拝する場合があります。 その時に、どの方位に行くということもありますが、どの神社にお参りするかということも重要です。 ですから、前もってどこにお参りするのかを調べておく必要があります。 念を入れ…

カラフトマニ

日本には古来より、フトマニ(太卜)と呼ばれる占術があるそうです。 それが本来どのようなものかよく知りませんが、神国としての要素が多い判断術なのでしょう。 それに対して、中国の占いのことを、カラフトマニ(唐太卜)と呼んでいるのを九鬼盛隆氏の本…

季節と事象

ものを表示るする事象は、変わることがありません。 しかし季節とともに、強さが変わります、というお話をお伺いしました。 この人は、何を食べたらいいというのは、おそらくそう難しいことではないでしょう。 その足りないものを食べる場合、その季節に合っ…

干支九星鑑定の答え

干支九星にしても、易占にしても、様々な解釈ができます。 そしてその解釈を、お客様にわかりやすいように説明するのが易者です。 その易者の本当の相手は、お客様ではありません。それは事実です。 その結果、答えがどのようになったかということだけが、占…

干支九星と先祖供養

最近のお客さんは、先祖供養のお話をしても、それほど驚かなくなっています。 世間あるいはネットに、それだけの情報が出ていて、先祖供養の重要性をご存知の人が増えているのでしょう。 だとしても、先祖供養が干支九星の鑑定盤に表示されるのか、すなわち…