干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2010-01-01から1年間の記事一覧

月から降るもの

昨日も今日も雲の隙間から、きれいな月が出ています。 23日の子の刻、月を見ておりましたら、何やら降ってまいりました。あれと思って、錯覚だろうとまた見ておりましたら、また降ってきました。 先ほど子の刻に、同じようにしばらく見ておりましたら、今…

大きくなった宗教

私たちは企業とか事業とかで成功した人のことは調べますが、宗教で成功した人というのはあまり調べません。 どうしても信仰の部分は見えないことが多いからです。 しかし実際には、成功している宗教の人たちも、多くのものを持っていたり、使っていたりして…

細かい方へ向く

気学の時代には、鑑定する場合、年月盤だけを用いておりました。 それが日盤の九星がある程度しっかりしたものになってきてからは、日盤まで使用するようになりました。 もちろんそれに伴って時間盤も使いました。 しかしそれでも足りずに、小時刻盤を使うよ…

気づくかどうか

かつて、この月にはこういうことが起こるだろう、こういう事象が出るだろうとして予想していた内容が、はずれたことがあります。 どうしてかを考えようと思って忘れていましたら、今頃になって、その答えが見出せました。 お恥ずかしい話しです。しかしそれ…

東北の神秘

これは方位学とかはあまり関係ないのですが、土地自体として、日本の東北地方というのは、何かがあります。 修行者たちがたくさんいて、夜中に秘密の集会をしたりするのだそうです。 そこでは、普段はあまり見られないような光景が、平然と行われているとい…

アレの神

地上に大きな風やら、水やらをもたらす神をアレの神と呼んでいいのでしょう。 この前お邪魔した滝は、まさにその神の荒れる状態でした。あるいは、お不動様の真のお姿かもしれません。 そこに行った方からのご報告がありました。 帰ったその日は、本当に家の…

道案内

私たちがパワースポットなどの土地をめぐるとき、初めての場所ですとどう行ったらいいのかわからないことがあります。 その場合に、道に迷うのは最悪で、目的地に行けないのはもっとよくありません。 その反対に道案内が立つ場合があります。そういう時には…

切り張りしていくら

本屋でまたまた易の本を見つけまして、中を見ておりましたら、驚いてしまいます。 望月先生が出されたいた説が、あたかも自分の発見のように書かれているのです。 その説はそれだけではなかったのですが、ということは、その本に書かれているのは、内容とし…

カルマの法則

こういうことをすれば、こういう結果が出るという法則を述べる人は多いです。 ある意味、私たち干支九星を知る者も同じように話すことがあります。 しかし人には、それとは別のカルマもあるのです。 ご先祖のことです。先祖が残したカルマが、生きている人の…

3碧は初年運

最初期の気学は、どの星が初年運、どの星が中年運、どの星が晩年運というようにして判断されておりました。 それを押さえて人生設計をしないと、成功した人生を送ることができないのだと。 確かにそれも一理あります。たとえば3碧の人は初年運ですから、晩…

儀式の大切さ

人が成長していく間に、人生の節目節目で、神仏に参詣をしてごあいさつをする儀式というのが残っています。 たとえば七五三などがそうです。この儀式を通過儀礼として、成長したことを神仏にご覧いただくわけです。 結婚式にしてもそうです。また成人式など…

雨の日だけれど

雨の日には、深い所までお話ができる、と望月先生は話されていました。 自分が同じような立場になってみて、なるほど、今日のように雨の日には、何があるというのでなく、すっと通過していくような感じがいたしました。 しかし、ある事柄の話になりますと、…

方災は祈願で消えるか

ある神道家の方で、気学をなさっていると思われる方の本を読みました。 人には様々な災いがありますが、その中でも方災というのがあります。それを消すには、神仏への祈願が必要であるということを書かれておりました。 これに対しては、ある意味では賛成で…

多神教と多仏教

神道は、一神教か多神教かで分類したならば、多神教に入れられるでしょう。 川の神やら、山の神やら、その数は八百万ともいわれています。 それに対して仏教は、神を否定する数少ない宗教です。 否定するとうのは、存在を否定するのではなくて、輪廻に関する…

宗教と干支九星

干支九星で開運をする場合に、方位だけでなく、もちろん方位を含んだ神仏にお願いすることもあります。 しかしその逆もあるようです。 すなわち、宗教的に成功したい、自分の人格を向上させたい、というような願いを持っている人には、干支九星は有効でない…

自分の枠を広げる

開運法を使ってまいりますと、確かに開運はできます。 おそらく自分の人生の中でも、相当にいい所まで行けると思います。 それで満足するならばそれでよし。しかし本当に人間に必要なのはそれだけではありません。 自分の我をなくすことです。 そうすること…

今月の月恩会

平成22年10月の月恩会のご案内です。 初級クラス・・10月9日(土)、JR神田駅西口、出世不動通 出世不動三件隣 矢板ビル5階 中級クラス・・10月16日(土)、JR神田駅西口、出世不動通 出世不動三件隣 矢板ビル5階 それぞれ午後3時から5時まで…

いろいろな方法がある

私たちのやっているのは干支九星ですが、他の易占を軽蔑するつもりは全くありません。 それぞれの占術には、それぞれの特色と長所、短所があると信じているからです。 もし一つの道を極めた人がたならば、その人のことを尊敬してお言葉をいただくでしょう。…

不登校と名前

今日お見えになった方は、名前を変えられた方でした。 小学校の2年生から6年生までずっと学校に行かない、不登校児だったというのです。 それでその方の祖父が、名前が悪いのではないかということで、名前を変え、裁判所まで行き、正式に改名をされたそう…

ご案内をいただく

干支九星に携わっておりますと、どうしても神仏とのかかわりが出てきてしまいます。 様々な霊場やら行場に行くこともあります。 初めていく場合もあります。もちろん何度も参る場所もありますが、その日の状況はその日でないとわかりません。 といことで、必…

姓名判断の一面

姓名判断をされる方の多くは、画数を見て、いいとか悪いとかを言います。そして場合によっては改名した方がいいとして勧めることもあります。 しかしそう簡単に名前を変えるということはできません。それで出てくるのが、読みを変えるということです。 これ…

結果を求めず

滝行をやって何になるのですか、という人がいます。 滝は自分がいいと思ってやていることですが、その理由を聞かれます。 しかし滝は、何事か結果を求めて行うのは、違うのではないかと思っています。 何も求めずに無心で入る、ということです。そしてその人…

基礎が大事と

基礎が大切とは言いますが、何をもって立つかという大問題があります。盛り土の上に立てるのか、切り土の上に立てるのか。 場所を違えたならば、基礎も何もありません。 干支九星の場合、基礎とは三白宝海ではありません。郭氏元経です。これを押さえません…

霊的九星

霊的に関する九星は、望月先生のご著書ですが、なかなか応用が難しいものです。 問題を起こしているのは、まず何なのか。いろいろ探る必要があります。 もし霊的だとしたならば、その本体は何なのか。一体なのか、それとも別なものがいるのか。 それをどこで…

引っ越しの要件

引っ越しをする場合に、方位と時期を定めたあと、さてどこがいいか迷うことがあります。 そんな時には、神社を考えていただきたいと思います。 ご自身にご縁のある神社の近くがいいでしょう。はやりお近くですと、何かと心強いです。 近くといっても、すそば…

雨の彼岸

今日はお彼岸の中日、昼の長さと夜の長さが等しい日です。 この日、西に落ちていく太陽を見て、西方の極楽浄土を瞑想したり、観想したりすのですが、今日は雨、残念ながら見ることができませんでした。 昨日は一日前ですが、きれいな夕焼けを見ることができ…

僧侶の罪

一時期、日本が悪くなったのは石屋のせいだと思っていました。今でもある部分そうだと思っています。多く石材を使わせるほど、もうかりますから。 でも僧侶にも罪がある場合もあるようです。 まるで、なくなった方のお骨をモノのように扱い、考え、その場だ…

チャンスをつかむ時

チャンスをつかむ時というのはあります。そのチャンスをつかめる人はいいのですが、時間が過ぎたあとで、あの時がチャンスだったと悔しがる人もいます。 こういう仕事をしておりますと、チャンスがいつかというのが漠然とわかってまいります。 それを教えて…

空亡への誤解

生まれた日の干支でもって、表面化していない十二支の二つを特に空亡と呼ぶ人たちがいます。 あるいはその前の十二支を、あるいはその後に十二支を加えて、三つを凶運気とする人もいます。 たしかにそれは大切な時期、旬空であるとは思いますが、それは一部…

お線香の香

お彼岸が近くなってまいりますと、何となくお線香の香がどこからともなく匂ってきます。 実際に線香が焚かれているのでしょうが、出所がわからないような場合もあります。 最近不思議に思うのは、煙の出ない線香というのがあることです。煙も出ない代わりに…