干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

気を取るとは

幼稚園の先生は、いつまでたっても若く見えるという話があります。 それは若い、というより幼子を相手にしているからである、ということです。 ですから、本当に最初のお砂取りは幼稚園の砂場の土と言われていたものです。 まあ、今では絶対に無理なことです…

新しいアプローチ

人間は安心したい動物なのでしょう。 何か一つをやり遂げると、もうこのままでいいと思ってしまいがちです。 特に年齢を重ねて参りますと、脳の活動が落ちるためでしょうか、なかなか新しいことを受け入れようという気になれません。 この年齢になって、全く…

易を必須とした方が

干支を含めても実際はそうなのですが、九星を使う場合には、易を勉強しておくと役に立ちます。 役に立つというより、本当は必須なものとしてもよろしいでしょう。 それは九星盤から易を立てるという意味あいもありますが、むしろ九星の事象の考えかたを学ぶ…

立場をわきまえる

どんな易占にしても霊術にしても、最初に発見されたり神授された方はすごい人だと思います。 かつ、それを次の人に伝えたり書き残したりすのは、更にご苦労あることだと思われます。 それを公表されるのをいやがるモノが、邪魔するからです。 おそらく干支九…

気づきのパターン

親子にしても夫婦にしても、深い関係をもった人間同士で、この世の勉強をさせられることがあります。 その場合に、全く合わない星なので距離を置くことによって、相手からの影響を避けられながら学ぶパターンもあります。 他方、同じような星であって、一緒…

話を間違う

普通の話をしている場合と、開運の話をしている場合には違いがあります。 これは先生の本を見てもわかります。 先生の本では、ある場合にはAと書いていあり、ある場合には逆にBと書いてあることがあります。 一体それはどちらなのか、聞ける場合もありますが…

最終的には

右に行くか左に行くか、ということを悩んでこられる方もたくさんおられます。 しかしもっとシリアスに、根本的に運を変えたいという人もおられます。 こちらの方が、より気を使いますし、時間もかかります。 で結局の目標は、その人の運を変えることなのです…

ふとしたこと

もっとも簡単はことが解明できていないがために、すごい遠回りをすることがあります。 例えば九星の傾斜法でいえば、最初にこの傾斜法を見つける前までは、生年月の九星を二並べて、どう解釈したらいいか、先人は相当悩んだのだと思います。 それがふと、年…

大切な鑑定盤

何をおいても鑑定盤ば大切です。 その時のお客さんの様子だけでなく、過去どうであったかもそうですし、将来のことも暗示しています。 また、お客さんが一つの話題について、何回も聞いてくることがあります。 とすると、二回目以降の盤はどうなるのか、一番…

年筮を立てる時期

いつも周易で冬至易を立てます。 去年の冬至にも、この一年の日本の運として易を立てました。 すると一部部分に、地震とも見えるような箇所がありました。 それで結局1月1日の地震を示していたともいえるのですが、年開けにはいつも、別の形の易も立てます…

数字の取り方

私たちは九星で数字を使いますが、実際の鑑定で使う数字はまた別の場合があります。 例えば、1白の日ですと単純に1という数字が動く場合もありますが、水を示す1と6という数字が動く場合もあります。 また易卦からみた数字を使う場合もあります。 として…

拝み屋さんと易

人様を良くしようとして、昔の人はいろいろと考えました。 一番わかりやすいのが、昔の拝み屋さんです。 彼らは、信者さんのためにお祈りをして、様々なおまじないをして、それで満足していたかというと、そうではないのです。 必ずといっていいほど、易をさ…

事象を取る難しさ

今までに多くの九星や気学の本が出版されています。 それらを見ますと、必ず事象篇というのが付いていまして、多くは1白から9紫までが一覧として出ています。 ところがなのですが、その九星の事象が本によって全く違うのです。 よく見ますと、あきらかにこ…

一年の計

元旦の昼頃、知人から「今日は何十年に一度によい日であることを知っているか」と言われたので知らないと答えますと、あきれ顔をされました。 一粒万倍日とか何とかが重なるのだそうです。 しかし、能登半島で大きな地震が起きてしまいました。 一分でも早い…