干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

浅い歴史だが

干支九星は、そう歴史が古くはありません。 歴史という点だけでいえば、周易は古いものであり、蓄積がたくさんあります。 また周易のよい点は、秘伝だといって隠すことが少ないことです。 あくまでも基礎を学んだ上に実力をつけて、そして鑑定で勝負するとい…

応用ができるようになる

鑑定をうまくなるコツは、と聞かれることがあります。 まず基本を教えてもらうことです。これだけは外せません。 そしたら次は、自分自身で悩むことです。 人様から教えられたことをそのまま使って、それは当たる部分もあるでしょうが、最後になると行き詰り…

先に易神ありき

易神のことについては、何度も語られてきています。 その易神と普通の神とは違うのか、とかいう話は全く不明です。 ですが易神は、当然おいでになるという前提で話が進みます。 易神が盤を支配しているとするならば、私たちは盤を見るのですが、それは易神を…

年代順に読む

人生が何年あるか人それぞれですが、誰でも人生の最初に考えていたことと、最後の方で考えていたことは違います。 これは、易関係をなさっている人も同じであろうと思うのです。 ですから、ある方の勉強を書籍を通じて勉強しようという場合には、まずその人…

三つのグループ

九星は、星が九つありますが、グループでは三つに分けられます。 1白4緑7赤と、2黒5黄8白と、3碧6白9紫です。 どうしてそうなのかと言いますと、年盤でいえば同じ十二支のグループと重なるのです。 すなわち1白のグループは子卯午酉、2黒のグルー…

想像される状況

私たちの見ている鑑定盤は、実は非常に狭い範囲のものです。 ところが本来鑑定は、もっと広く、もっと深いものであると思います。 それは一重に、私たちの鑑定に対する実力不足でしかありません。 まずそこの解消から始めるべきです。 秘伝や何やらなどがあ…

福星用法と花買い

花を特定の時間に、特定の方角から買ってきて飾ることによって開運しようというのが、花買い法というものです。 ですが最初に先生は、福星用法という名前を付けておりました。 それは花買い法と違うのかというと、実はよくわかりませんが、福星用法にはいく…

最初の占い

最初に勉強した占いは、その人に影響を及ぼします。 四柱推命にしろ、気学にしろ、その人が占いなるものに関心をもったものが、その人の占いに対する方向性を決めます。 一つのものをマスターして次のものを得ようとするならば、それはそれでいいでしょう。 …

事象を変える

鑑定にしても何にしても、九星で出る場合には、必ず事象があります。 十二支がなあい場合には、特にそうです。 そしてその九星の事象というのは、様々な意味に取れます。 逆にいえば、その事象をどうするかということで何とかしようという問題でもあります。…

鑑定のコツ

鑑定をする場合に気を付けているのは、内容をそのまま読むことです。 まず何を知りたいのかを聞いたあと、それからは盤をにらみまして、どこにポイントがあるかを調べます。 それから細かく入っていくわけですが、もちろん細かい箇所で不明なことは質問をし…

星占いにあらず

干支九星は、星占いではありません。 西洋占星術の何座生まれというのが認知されていますので、どうしても〇〇座というイメージから星が連想されます。 ですから、同じ占いなので、干支九星も星占いだろうと想像される方も多いでしょう。 しかし実際には、基…

遺伝の説明

星は遺伝するといいます。 ではその遺伝というのを、どのように見たらいいのでしょうか。 例えば8白の親からは、8白の子供が生まれるというのが遺伝ではありません。 両親どちらかの星と同じ、というのでもありません。 そういう考えですと、非常に限定さ…

11月の鑑定のこと

11月節はまだ終わっておりませんが、霊関係の多い時期でした。 普通の霊、といってはおかしいですが、お墓参りが足りませんねえ、とかいう話ではない場合のことです。 卯4年の亥8月でしたから、三合の月にはなります。 しかし対冲星(蔵星ともいう)が6…