干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

不足を補うように

人様の星を拝見して、何が足りないのかを見極めて、それを補足するようにお話することは大切です。 その不足とは、陰陽五行のことが多いです。 ですが、現実生活では星だけが問題ではありません。 勉強が足りない、努力が足りない、お金が足りないなど、いろ…

現実生活を極める

私たちの話している世界は、ある意味、浮世から離れているものです。 虚言と同質の部分があるからです。 ですから、何を置いても、私たちは現実生活から離れてはいけません。 そのためには、肉体を使ったり、現実的な意味でのスキルを使う仕事を持っている方…

火と水だけ一つ

九星の中で、土が三つ、木と金が二つ、火と水が一つです。 それがどうしたといわれそうですが、よく考えるとおかしな話です。 世界の五行の構成は、実際に火と水だけ少ないのでしょうか。 いや、実際の世界を表現したのではなくて、地球の在り方だけを示して…

火と水だけ一つ

九星の中で、土が三つ、木と金が二つ、火と水が一つです。 それがどうしたといわれそうですが、よく考えるとおかしな話です。 世界の五行の構成は、実際に火と水だけ少ないのでしょうか。 いや、実際の世界を表現したのではなくて、地球の在り方だけを示して…

自分をだまさない

干支九星にしても、理解していることまでしか理解していないものです。 ところが、どうしても、何となくこじつけで理解してしまいたくなります。 その方が楽だからです。 しかし実際には、そうしていると鑑定の段階で難局に直面してしまいます。 私たちの世…

何となく理解していること

勉強を始めるときには、純粋ですから、言われたことをそのまま覚えてしまいます。 もちろん、覚えることは何より大切ですので、必要なことです。 ただそれだけにとどまりますと、何も進展がありません。 漠然と常識だと思っていることを、疑うべきときもあり…

選び出すときには

干支九星は、全般的な運を見るにはすぐれた占法です。 あるいはどうしたら開運ができるのかまで、示されることがあります。 とはいえ、多くのものから、どれを選び出すかについては、多少なりとも不得手です。 盤は一つですので、限度があります。 小時間と…

十年寝かせる意味

例えば、通称気学の説であっても、いろいろなものがあります。 それらは、伝承されてきたものや、発見されて発表されたものもあるでしょう。 そしてそれらが、本に書かれている場合には、望月先生は、すぐにでも公表されていました。 ところが、まだ先人が発…

事象はなぜ必要か

一つの物事を示すのに、いくつもの事象がある場合があります。 それらを選びだすことも必要です。 先人たちが、たくさんの事象を残してくれています。 それは、実学で方位をとった場合に、発見してきた事象もあるはずです。 しかし私たちが直接事象を必要と…

できれば若いうちに

干支九星にしても何にしても、できれば若いうちに勉強される方がよいでしょう。 それは、理解力が速いからというだけではありません。 自分で習得しておくと、それの活用が自分でできるからです。 方位をとるにしても、移動をする前に知っておけば、そう間違…

世の中を乱すもの

様々な情報が飛び交う中、私たちは正しいものを選ばなくてはなりません。 社会的に影響力のある人が、たとえば開運法などについて、発言しても影響を受けます。 本に書いたり、ネットで発信をされても影響を受けます。 その場合、表面的には、世間のためとい…

位置を変えるだけで

本が多くなってきたので、多少の整理をして、場所を移動しました。 本は縦に並べるのが普通ですが、場所がないと横にしてしまいます。 それを避けるための整理でもありますが、整理の途中でつい手が止まってしまいます。 ちょうど掃除をしていたときに、昔の…

春分の日に地震

今日はお彼岸の中日、春分の日です。 日の長さが、昼夜と同じであるという日であり、太陽が真東から昇り、真西に沈む日でもあります。 この日は、日本ではお墓参りの習慣がある日です。 ついこの間、東日本大震災の10年目の日を迎えたばかりでしたが、今日…

経験がある占い師

いわゆる占い師は、占いができればいいというのではありません。 人生の経験がなくてはいけません。 いや、誰でも生きていれば経験がある、という話ではありません。 なるべく多くの経験がある方がいいです。 年長者の意見には、耳を傾けるべきことが多い、…

数字の捉え方

九星は九つの星を使います。 所詮数字はゼロを入れれば10の数字の組み合わせですので、基本は難しくはないはずです。 そのうち九星は9つまで抑えています。 ということは、世間のほとんどの事象を九星がカバーしているということなのでしょう。 ただここ…

マイナンバー

今日、マイナンバーカードというのをいただいてきました。 顔写真が入っていて、本人かどうかのチェックも複数職員がしていました。 その人を表示する方法として、顔もあれば、名前もあります。 その顔や名前によって、その人のなりや、運勢などを見る方法が…

民間療法など

簡単なことで、知らないことがたくさんあります。 たとえば、民間療法などでも、役に立つのに知らないことも多いです。 そういうことを知っていると、ちょっとしたことで役に立ちます。 たとえば、山野草で病気によいというものもあります。 当然病気である…

鑑定するタイミング

干支九星は、その話が出たときに盤を立てますので、こちらの意思は関係ありません。 とはいえ、例えば自分のことなど、将来のことで心配なことがあるときに、どのタイミングで盤を立てるか、という問題はあります。 ずっと心配だから、ずっと盤を立てられる…

目的を定めていく

どうして干支九星を勉強するのでしょうか。 あるいは、タロットでも、手相でも、何でもいいのです。 どうして、それらを勉強するのでしょう。 目的意識をもっている方が、勉強に身が入るという意味ではありません。 いや、少しはあるでしょうが、大きな問題…

干支を取り入れること

九星のよさはよくわかります。 うまく使えば、こんなに大きく変わるものはありません。 干支九星は、九星とは違うといっていますが、ではどうすれば九星とは違う面を打ち出すのか。 干支九星と九星は別であるという立場に立つと、なかなか難しいのでしょう。…

魔法陣が導くもの

鑑定盤を見つめて、いろいろと思います。 そのときに、何が中心にして考えていたか。 そして解消方法はあるのか、ないのか。 干支九星の盤は冷徹であり、明確な九宮を通して、伝えてきます。 なぜそんなことが可能なのか。 最初にこれを作った人は、これでど…

十年が経過

十年ひと昔といいますが、あれから十年がたちました。 あれは多くの方の心に傷を残しましたが、その心のリハビリは大変なものでしょう。 あの地震の前日に出ていた、不思議な雲は何だったのでしょう。 あれを見て、なぜわからなかったのか。 もし同じような…

ろうそく占い

占いは、形に見えるものだとわかりやすいです。 干支九星も時間を使用しますが、時間は目に見えませんでの、紙と鉛筆が必要となります。 形が見えるものだと、動物とか、雲とか、いろいろありますが、ろうそくもその一つです。 ろうそくを毎日上げおられる方…

因果関係のみ

この世を成立させているのは、因果関係のみです。 その因果関係に基づいた結果が、現在であるわけです。 それに異論はないでしょう。 とすると、今の問題、苦しみは、何かの因果に基づいています。 その因果は、他人によってもたらされたものというより、自…

仏像と人相

私たちが人相などを見る場合に、仏像の顔と似ているかどうか、という視点があります。 仏像といっても多数ありますから、一概に言えませんが、見方としては面白いものです。 昔の本を読んでいましたら、高村光雲仏師の話がありました。 ある仏像掘りが布袋様…

中国語の本

干支九星が作られたのは中国ですから、本来ですと、原本に当たる必要があります。 ただ、様々な事情があってか、なかなか原本が手に入りません。 また大陸では、簡体字を使っておりますので、私たちは、勉強しないと読めません。 台湾の本は、まだ何とかわか…

九星の生剋で見る相性

干支を入れずに、九星だけで相性を見る方法があるようです。 例えば、1白の人と9紫の人は相性が悪いとか、あるいは、1白の人と6白の人は相性が悪くないというような場合です。 1白と人と9紫の人の相性が悪いというのは、あまりにも短絡すぎるでしょう…

お知らせは取る

私たちは、気が付くか気が付かないかで、運の分かれ目を経験することがあります。 気が付いたから助かった、そうでなかったから苦しんだということを、よく目にします。 この気が付くというのは、自分で気が付くこともありますが、わからないことも多いです…

丑年の特徴

干支で今年は丑年になります。 普通は子、丑、寅・・といいますので、丑は二番目かと考えられがちです。 そういう考え方もありますが、もう一つの考え方は、寅から始まるという考え方です。 どこを出発点にするかによって、順番が違ってしまいます。 寅から…

病院は出やすい

方位を見て行動をする人は、どんな時にも方位を見る癖がついている人が多いようです。 しかしそんなに、いつもいつも、方位を気にすることはできません。 ただそんな中で、特に気を使ってよいと思うのは、病院に行く方位です。 病院は方位の事象、十二支の事…