干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2012-01-01から1年間の記事一覧

縁を大切にしたいと思いつつ

鑑定をしてほしいといって電話をされる方、メールをいただく方がおいでになります。 もちろんこちらは、自分の能力と知識の範囲で、先方様をよくしてあげたいと思うわけです。 その心なくしては鑑定ができません。 変な言い方ですが、その方がよくなるのなら…

自分ではしない

干支九星というのは、占術の中では最高峰であろうと思います。それは疑いません。 しかし必要に応じて易を立てることもあります。 サイコロを振る場合もありますが、そのときには、自分で振る場合、他人に降ってもらう場合があります。 特に自分の気持ちが入…

実占を離れてはなし

実占を離れて、易の原理だけを語る人がいます。 それは本当に易なのでしょうか。実占があってこそ、それが正しいかどうかの検証ができるのでしょう。 東洋のある占術に前世を見る方法があります。これは面白いと思いましたが、しかし検証の方法がありません…

手を合わせる心

私たち易をする者は、人をよき方向に導かなくてはなりません。 そのためには、その人を見て、不足している部分を補うように指導するわけです。 それが、星的に不足しているのは一時的にでも補えますが、心の部分になりますと、これは手間がかかります。 それ…

難しい時代

今の時代は、会社に入っても机を与えられないのだそうです。 基本的にパソコンだけが頼りであり、紙を使った文書というのは限られて、電子上のみでのやりとりで済ますのだそうです。 会議にしても、巨大なプロジェクターで映したり、資料を作ったりして討議…

霊を語る占い師

占い師の方々は、相談に見えた方のお話を聞いて、答えを出すように導くのが仕事です。 モノをなくしたが、どこにあるか。引っ越しはどこに行ったら、いつ行ったらいいか。結婚相手はこれでいいかどうか。 数えたらきりがありません。 しかし、不幸が起こって…

占い師の質が落ちた

占いをしてもらう人の所に訪問する人が減っているのだそうです。 この夏からは特に顕著で、どこでもひどいという話でした。 どうもその原因の一つは、占い師の質が落ちているということらしいのです。何でも本を少し読んだだけで人さまの相談を受けている人…

最初に干支を発見した人

干支は中国で作られたものですが、最初にこの干支を発見した人はどんな人だったのでしょう。 先天、後天については伏羲の名前が残されていますが、どちらにしても普通の人間ではなかったでしょう。 自分の見える世界か、霊感の世界か、それを一般人がわかる…

ロシアの宝

1970年代にロシアで大量のダイヤモンドが見つかっていたようです。 価格が下落するのを恐れて、発表がいまになったのであるとか。 その量がすごいです。現在出回っている量の10倍もあるというのです。ともかくすごい宝です。 人間も同じです。お宝を持…

それは違うだろう

ある時に、神社に参拝をいたしましたら、建物の下に椅子をもってきて、日陰で黙って座っている男女がいます。 一体この人は、お払いでも待っているのかと思って、参拝してぐるっと一回りしてきましても、それでも黙ったまま座っています。 ああ、吉方位だと…

継続は力なり

継続は力なりといいます。それは本当であると思います。 あるいは継続は習得かもしれません。なかなか理解できなかったり、得意になれなかったりますることも、何度も行っているうちに体得できるようになります。 易の世界でも同様です。何度も鑑定盤を立て…

開運の秘訣

自分の住んでいる家から幹線道路に出るのに、少しの距離があります。 そして車でその道路に出るのですが、昼間はいいとしても、朝がなかなか出ることができません。 裏道で信号の数が少ないという噂がたち、多くのドライバーがこの道を、通勤に利用するよう…

開運への近道

さまざまな方々のお話をお伺いして、驚いてしまいますことは、基本を行っていないということです。 もうこれは占いより以前という話が多くあります。 人間としてやっていいことか、悪いことか、その基準が明確でないまま悪いことをいいことと判断して行動し…

芸能テレビの影響

去年あたりから、芸能人が占い師に騙されたとか、洗脳されたとかの報道が多くされまして、それ以降、易を見てもらいに来る人が減っているようです。というより激減しているのだそうです。 確かに固定的なお客さんがいれば別ですが、本を二、三冊読んでブース…

鑑定と霊の問題

鑑定をしておりますと、どうしても先祖さんとか、霊の問題の話が出てまいります。 その数が多いものですから、何でも霊の話に結ぶつけてしまう傾向も一部見られますが、それもよくありません。 鑑定は鑑定であり、先祖供養は先祖供養なのです。 しかし確かに…

鑑定に来るまでが大切

鑑定に見える方がおいでになりますが、鑑定の場所まで来るのが大変です。 まずひどい場合には、邪魔が入ります。用事として入る場合もありますが、行きたくない気分になるとか、精神的に妄想していやになるとか。 それは結局その人の運しだいということにな…

鑑定術は技術にあらず

鑑定は技術ではありません。もちろん技術の面はありますが、鑑定術の術の字は、技術の術ではありません。 大変に技術の優れている方もおいでになります。驚く程早く、盤を立て、きれいに書ける人もいます。 それは素晴らしいことですが、それが鑑定であると…

激変の時期

六月の末頃から、重要な暦が目白押しです。 いろいろというか、無事のその時期を越してまいりましたが、今日、陰遁に変わりました。 陽から陰に変わるとき、陰から陽に変わるとき、とても重要な地点です。 天体に関する出来事も、当然私たちのやっている干支…

必死になって鑑定

鑑定をするときには必死です。 お客様に嘘を話すことはないにしましても、盤の読み違えがないかどうかを、常に頭においていなくてはならないからです。 仮に読み違えがないにしましても、読みの深さに問題がないかということを常に考えます。もちろんすべて…

45日の神秘

移動をする場合に、最低45日は住み続けてください、というようにお話をすることがよくあります。 ではなぜ45日なのか。いろいろな説があります。それは経験則から出たものである、という説、15日の三倍であるという説などいろいろです。 しかしこの4…

スカイツリーの影響

今月に、東京スカイツリーがオープンになります。 そうしますとこれまた観光の名所になるのは間違いないですが、周りの人の生活にも影響が出るようです。 まず、天候が変わります。あの高い塔が一つあるだけで、全く空気の流れが変わりますので、雨の降る範…

言ってはいけないこと

易者が、お客さんに言ってはいけないことというのはあります。しかしそれは厳しいことというのではありません。厳しいことはむしろ言ってあげた方がいいことが多いです。 そうではなくて、これを実行してもらえばこの人はよくなる、ということをお話したのに…

日本人の良心

日本人は特別です、という人がいます。それはある意味で正しいことです。 心の奥底に、明確ないみで、神がおいでになるからかもしれません。 人助けの世界でも同じです。日本人が人助けをする場合には、この奥底の心が見ているようにしか思えません。 その人…

命卜相のこと

中国発生の東洋の易は、その特性によって命卜相と分類するのが多いのだそうです。 いったい人間の運命というものはあるのだろうか、自分の運命はどのようなものだろうかという関心から命が発達し、将来自分はどの道に行ったらいいだろうか、明日の天気はどう…

軽んじてはいけない

易者になる人が増えているようです。易者になるためのハウツー本もあるようです。 それ自体は決して悪いとは思いませんが、本を2、3冊読んだだけで易者の看板をあげている人もいるようです。これは大問題です。 そういう人は易者を何と思っているのか。単…

チベットにおいても

日本には、中国からの易経の影響で、筮竹をさばいたり、サイコロを振ったりする占いがありますが、チベットにも同じようなことがあります。 というより、日本の場合には、おみくじという形でできましたし、中国の仏教でも同様なのですが、チベットではむしろ…

最終的には同じ

人さまの因縁をどう解消するか、という点でいろいろな方法を工夫されている方々がおられます。 それは微妙なお話ですので、本来人さまに伝えるものではないといわれております。しかし望月先生は、相当お話をされておりました。先生の本には随所にそれが書か…

ご先祖を語る人

ご先祖のことを調べる人、ご先祖のことを語る人には、ご先祖が導いていることが多いようです。 不思議なことに、次から次へといろいろなことがわかってくるようです。 ご先祖が自分たちのことを知ってもらいたいのか、あるいは祀ってもらいないのか、よくわ…

お化けがかかっている人

鑑定をしておりますと、いろいろなかたがおられますが、いわゆる霊系統がしっかりしていない方もおいでです。そしてそういう人の多くは、あまりよろしくないものがついているようです。 ところが、そういう人は自覚症状がありません。ご自分の住んでいる世界…

お金は大切、だが

お金は大切です。 お金は大切だけど、気持ちの方が大切である、心を込めてやればいいというのは、負け犬の遠吠えであると考える人もいるようです。 確かにお金を手に入れるのは、運が強くなければいけません。それは否定できません。 しかし死んでまでもお金…