干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

令和3年の終わり

今日で令和3年が終わります。 一年というのは、あっという間に過ぎるものです。 人生も同じだという人がいます。 瞬く間に過ぎるのでしょうか。 まだまだしなくてはならないこともあります。 個人的にはたくさんありますが、干支九星に関していえば、詰めな…

大運の考え方

大運の見方はいろいろありますが、四柱の大運などはわかりやすいでしょう。 人生のリズムを見る場合に、手軽にわかる方法です。 そして実際の方向性を見て参りますと、当たる部分も多いです。 それに年を加えて判断することもあります。 干支九星は、その大…

開運の場所を知る

開運をするときには、方位を使うことがあります。 方位を使って、開運するという発想です。 とはいえ、どこの方位を使うのか、迷うことがあります。 その方位を使って、よくなればそれでよし、です。 ではその方位を使った場合に、自分の体のどこがよくなる…

年末の開運

これだけ年が押しつまりますと、慌てる気持ちも忘れるくらい仕事があります。 ともかく、新しい年を迎えるお掃除をしなくてはなりません。 掃除をしてしすぎることはありません。 ところが、風が吹きますと、またやり直しです。 さらに今年は寒さも重なり、…

ただよう木の葉のように

確実なものを作ろうと思ってやってきたわけですが、それを壊されることがあります。 別に誰かがやってきて壊すのではありません。 自分の中で、もう一度やり直しをすることです。 何度も訂正をしてきていますので、ある程度骨格はできています。 とはいえ、…

小惑星が増えている

西洋占星術のことはよくわかりませんが、小惑星の数が増えているといいます。 増えているというのは、発見された数が増えているということです。 とすると、はやりチャートに影響があるという前提で考えるのでしょうから、更に検証が必要になるのでしょう。 …

間接的なのは難しい

鑑定というのは、ご本人のことを鑑定するのが基本です。 ご自分以外の、息子とか、孫とかいうのは、本来は見にくいものです。 といいますのは、細かいことを押さえていかないと、答えが出にくいことが多いからです。 ましてや、友達のことを見てくれというの…

空虚にする

悩んでいる人というのは、一つの思いにとらわれています。 一つの思いが、次を呼び、心を一杯にしてしまいます。 心がいっぱいですと、別の思考が入ってくる余地がありません。 その段階で、開運はできないのです。 ですから、最初にその人の心を空にしない…

冬至易

今日は、冬至の日です。 この日に、一年間の年運を占うのが古来よりの習わしだそうです。 易を立てることによって、一年の様子を知ります。 冬至は、一年の最初の日ではないですが、陰の極まりの日ですので、そこから陽に変わる大切な日となります。 今日も…

発展続ける学問

この干支九星なども含めた占術は、まだまだ発展途中です。 これで完成という域には至っておりません。 あるいは、完成することはないもかもしれません。 何故ならば、宇宙とういか、地球の回転は、不規則だからです。 にしても、学問という捉え方をしてもま…

鑑定までの過程

人様の鑑定をするというのは、最初は勇気がいるものです。 何事かを教えてもらったならば、まず自分のことで試します。 そしてどこが合っていて、どこが違うかを考察します。 それがもし毎日できることならば、毎日行います。 例えばこの干支九星などは、し…

宿命に抗する

人間の運命はある程度決まっている、というのは正しいと思います。 ただその行く道を、どちらに選ぶかということです。 では行先まで決まっているのか、というと、相当な程度まで決まっているように思えます。 ですから、運命というか宿命を占いで見ただけで…

今月は福のある月

今月12月節は、福のある月です。 是非、ご自分にあった方位をお使いになり、福を取っていただきたいと存じます。 また来月、再来月と激しい月が続きます。 その激しさは、なかなか得られないものでもあります。 こちらもうまく活用していただきたく、存じ…

見方を変えれば

同じものを見るにしても、見方を変えれば全く違ったものに見えます。 ペットボトルを下から見れば丸く見えますが、横から見れば長細く見えます。 一つの事柄を固定的に考えますと、身動きができなくなります。 また、発想が固まりますので、煩悩が出やすくな…

斜めの土地

ずっと昔、若いころに住んでいた土地を訪れました。 すっかり変わっているのは当然ですが、その時には気が付かなかったことがあります。 区画やら道路の状況はそれほど変わってないように思えましたが、坂の多い土地でした。 なだらかな坂のある土地を造成し…

中国の二元説とインドの二元説

中国の二元説は、代表的なものは陰陽二元論です。 私たちはこの二元論に基づき、更に五行説を入れて思想体系を作っているわけです。 それに対して、インドの代表的な二元説は、この世の世界の裏に、全く違った精神があって、この世の世界を見ているという二…

シンメトリー

寒さも厳しい時期になって参りました。 この四季の変化は、地球が楕円であるからこそ起きる現象です。 人間でもそうです。心臓は左にあります。 人体がシンメトリーであれば、何とつまらないものでしょう。 という話をしたのは、ここから易思想が出てくるか…

時代と事象

最近テレビでは時代劇の数は少ないですが、ネットなどで見ることができます。 昔は時代劇を見るのは、歳を取ってからだと思っていました。 ですから時代劇に惹かれる自分の年齢を感じています。 変化の多いこの時代に、少ない変化を求めるのは、心の安定を求…

悪方位のループ

最初に大きく距離を取ったときの影響は、長く残ります。 悪い方位であれば、特に顕著に出ます。 影響が残るといっても、直接に残るのではありません。 ただし五黄殺はむしろ長く時間がたった後の方が、出ますので注意です。 直接に影響を及ぼすのは、4年目…

基礎を再確認

何をするにも、基礎が必要です。 この干支九星についても同様です。 とはいえ、基礎をどのように勉強したらいいのか、それを実際にどう使うのか、がわからなければ、勉強する気も起きないでしょう。 応用に行かない基礎の段階で、先人たちの鑑定の技を見るこ…

年筮の反省

冬至の日には、年筮を立てる風習があります。 来年一年の出来事などを知るのですが、漠然としていると思う場合には健康、財運などと、個別に立ててもいいと思います。 その年筮ですが、去年の資料というか易が残っていると思いますので、それを反省すること…

古書に見出す喜び

気学の歴史は新しいといっても、それでも相当の量が積み重ねられています。 ですから、干支九星を学ぶ者としても、九星は無視できません。 望月先生からも、干支九星だけでなく、九星についても相当いろいろと教えていただきました。 時々、気学の本、特に古…

これは技術ではない

干支九星というのは占術ではありますが、普通の占いのように、技術を習得するだけでわかるものではありません。 まして、こういう時はこう判断するという知識ではありません。 ただ単に簡単な判断だけでしたら、もっと広まっているでしょう。 なぜだかわかり…

易も勉強すべき

干支九星だけでなく、九星をなさっている方も易は勉強すべきだと思います。 専門とまではいかなくても、勉強するだけの価値はあります。 九星でいえば、5黄はありませんが、その他の星はそのまま出ています。 それだけでも十分に価値があります。 例えば事…

毎日起こること

九星暦は、年月が中心でしたが、先人たちの努力により、日盤もわかるようになって参りました。 そのために、その人が毎日気を付けること、何が起こる可能性があるのかなどを、知ることができるようになりました。 その応用編が鑑定盤です。 鑑定盤を作ること…

金星の名の通り

随分と朝晩の気温が低くなってきました。 その夕方、西の空を見ますと、美しい金星が輝いています。 文字通り、ヴィーナスの美しさです。 太陽の光を反射しているのは知っていますが、自ら輝いているのではないかと思われるほどの光度です。 よくUFOを見間違…

地震が多い

最近、地震のニュースが多いです。 過日も結構大きいのが来ましたし、まだ続いていくかもしれません。 地震はいつ、どこで来るかわかりませんから、怖いものの代表格です。 この地震、不思議に満月や新月の前後に多いのは確かなようです。 ただ今回のものは…

先に人の道

誕生日による占い、大切です。 姓名で判断して、あるいは改名して運気を変えることも大切です。 旅行をしたり、転居を注意深くすることも大切です。 がしかし、その前に人として歩む道、人間としてのふるまいが大切です。 人の道を歩みたくても歩めない場合…

体と用と

易にしても干支九星にしても、体と用というものを考えないといけません。 本体とその働きということです。 何がどうした、という言葉でもいいでしょう。 この主語と述語がありませんと、説明できません。 しかしこの関係を適切に見出すことが、鑑定における…

知識を超えるもの

外国の本を読むときには、例えば英語の本なら英語で読める人は原文で読むでしょう。 英語が読めない人ならば、翻訳した本で読むでしょう。 しかし翻訳した本は、直訳としてはいいのでしょうが、本来の意味が違っている場合があります。 訳者の力量が足りなか…