干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

私たちの怠慢か

今日言われてはっとしたことがあります。 年月の暦を使って、開運する方位というのは本が出ていますが、簡単な方位とりで、日にちまでのものがないということなのです。 もちろん、九星、とくに干支九星に限ってのことではありますが。 もしかして毎年の暦と…

暦と満月の影響

少しずつ涼しくなって参りますと、気になるのが月です。 そろそろ29日の満月が近づいております。 今年は中秋の名月と重なるそうです。 干支九星とは関係ないように見える月ですが、先生は月のことをよく話されておりました。 実際に、狼男の話もあります…

動より変わるものとは

吉凶は動より生ずという言葉は、私たちの信条の一つです。 実際に、引っ越しをしたことによって悪くなったり、改築をしたがために亡くなってしまったりすることもあります。 そのために、なるべく凶を避けて吉の方位に向かうように、私たちは勉強をしている…

お伊勢様とおかげ様

今年、何名かの方とお伊勢様にお参りして参りました。 神気あふれるご神域は、本当にありがたいものでした。 実は、三十六年前に先生に連れられて、お伊勢様にお参りしたことがあります。 その時と似た暦と方位を使ってのお参りでした。 あの時は、どうして…

縁でしかない

様々な易占の種類があって、その中で最初に干支九星に巡り合ったのはラッキーだったと思っています。 といいますのは、一つのことを極めるのに時間がかかる上に、仮に違った易占を最初に学んでいたら、別の方向に行っていたと思うからです。 今、時間がある…

家相と職場

うちの先生が、最後の集大成として三位一体論をお書きになりましたが、それは新しい説だから書かれたのではありません。 ずっと前からお話になっていたことを、実例を踏まえながら、まとめられたものです。 いわゆる、墓相、家相、個人命の関係についてです…

四柱の大運との比較

四柱推命や算命で出す大運について、そんなに専門で勉強したわけではありません。 ですが、大まかなことは理解できています。 この見方は、ある意味において、大きな流れをつかむという点では、非常に優れています。 いろいろな流派があるようですが、それに…

方位除けは効くか

私たちのしている干支九星は、主として郭氏元経に基づいております。 そこには神仏という概念は、少なくとも表面上ではありません。 ところが中国には、道教はもとより、仏教や他の宗教があり信仰されています。 とすると、悪い方位を使うということと、神仏…

年月の鑑定

最初に四掛盤から入ったので、最初、他の占い方は知りませんでした。 しかし勉強していくうちに、気学の初期の段階で、年月だけで占いをしていることを知りました。 日時までそろっている鑑定盤が主ですので、あえて年月だけでの鑑定をすることはないのです…

私たちの基盤

私たちが勉強をする場合に、もし中国古典が典拠であるならば、原典を読むのが第一です。 もちろん、日本語で書かれている解説書などからでもいいでしょうし、その方が楽です。 つい私たちは技術とか、占法とかに目が行きがちですが、大事なのは、そこに哲学…

裏面を評価する

日本海側の方を、昔は裏日本という言葉で言った時期もありました。 確かに表裏はひどいものですが、裏があるからこそ、表があります。 今回、日本海側にお邪魔いたしまして、日本を囲む海の両面を実感することができました。 物事の両面あることを表示するな…

相手に応じて答える

なぜか自分の所には、恋愛相談は少ないです。 まあそれはいいのですが、恋愛相談への答えなどは、相手に応じて応答する必要があります。 高齢の方で、もう出会いがありそうにないような人の場合には、多少合わなくてもまあいいでしょう、とお答えすることが…

お試し同棲

現在最も理解できない風習が、同棲のことです。 文字通りに取れば、男女が一緒に生活することです。 それに問題はないでしょう、という言い方もありますが、さてどうでしょう。 結婚前に、一緒に同棲してみる、お試し同棲というのがあるのだそうです。 最初…

白か黒かではない

私たちの世界では、白か黒かというだけの答えはありません。 その間のことの方が、むしろ多いものです。 「事象は九星が出し、吉凶は十二支が出す」という大切な法則がありますが、吉凶とは言いましても、すべてがゼロか百かということではないのです。 とい…