干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

超えるのと離れるのは違う

この干支九星の世界では、望月先生の名前が知られておりますし、現在この点において先生を超えた人はいません。 ここで注意をしなくてはいけないのは、師を超えるというのは、あまりにも師が大きすぎると、離れていくことを超えるということと勘違いをしてし…

今日気がついたこと

鑑定をするというのは、相手様をよくすることであるのですが、しかしそれだけではありません。 お恥ずかしいながら、今まで気がつきませんでした。 それは鑑定をする者自体も、勉強させているということです。 勉強というと、何か安っぽい言葉ですが、向上と…

注射一つで

インフルエンザの予防接種をいたしました。 受けたあと、しばらくしてから、体の奥の方で、かーっと燃えるように何かが出てきたように感じました。 なるほど注射でもこれですから、点滴でも運気が変わるというのは事実でしょうね。 そういった意味では、医療…

鑑定のお手伝い

自分は今まで、いかに人さまを占い、人さまを導いていくのか、その点ばかりに気を取られておりました。 しかし考えてみれば、自分だけがそうしているのではよくありません。 ご縁があって自分の所で勉強されている方が、鑑定するのをお手伝いするのも大切な…

方位を勉強する

方位を勉強したい、という方がおられます。 確かに方位の勉強というのはあります。そして今までの、日本の占いの世界では、そういう言葉が通用してきました。 しかし実際に方位の勉強を始めますと、その方位の勉強より先に、やらなくてはならないものがある…

鑑定盤のままに

いくら頭で考えても、答えは出ません。 とりあえず、いろいろと考えるるのですが、戻ってくる場所は鑑定盤です。 あるいはその考えを、鑑定盤が指示しているので、確信をもってお客さんに伝えることができます。 100パーセント完全な方位というのはありま…

心の栄養

心が疲れるような場合に詠む本があります。 一種の宗教書ですが、理屈めいた個所はありません。そのものずばりを指示しれくれます。 いろいろな人が、心の拠り所とするような本を持っています。 知人は、精神が高ぶったり、心の整理がつかないような場合には…

占いの反省

易者さんは、相談者が帰ったあとで、どのようなことをされているのでしょうか。 人さまにお話申し上げて、それきりでお終いにしてしまう人も多いように聞いています。 その後、その人が話したことを実行してくれるかどうか、というのが大問題です。 やれるこ…

冬至の大切さ

今日は冬至です。 冬至は一陽来復といって、この日から陽が少しずつ増えていくということをお祝する、そして福をいただく日とされています。 ですから占い師にとっても大切な日となります。 この日を境にして、本当ですと陰遁と陽遁とが交代するわけです。 …

占い師の役目

占い師の役目はいろいろあると思います。 いわゆる予測もそうでしょう。転居、開店、時期、方位などの指導もそうでしょう。 しかしそれにまして大切なのは、生きる基本をお伝えすることです。 基本的なことを知らない人が多すぎます。それさえ知っていれば、…

最初の出だし

お宝がお宝を呼んでくるということは本当にあります。 あの家にはどうしてお宝ばかりなのだろう、という家もあります。そうかと思えば、どうして家には福がないのだろう、と嘆いている人もいます。 その差は最初にお宝があるかどうか、というこの一点にかか…

墓の移転

毎月、どのようなことが起こるかというのは、干支九星で見ますとわかることがあります。 それは新聞に載るような大きな事件に関するヒントのこともあります。ヒントというのは、具体的な名前は出ないからです。 それと同時に、一般民衆のレベルでどのような…

長すぎた春

男女が籍を入れるまで、どの程度の時間が必要なのか、それは当然個人差があるものでしょう。 しかし基本的な原理として言えるのは、急激に親しくなったものは急激に離れていくということです。 これは男女関係に限らず、人間関係にも、モノにもあてはまりま…

まじめな本が減った

古本屋歩きをよくしますが、昔の本を見つけるとほっとします。何故かというと、真面目に書いているからです。 今の人たちもまじめなのでしょうが、何に対して真面目なのかわかりません。 内容があろうがなかろうが、世間へのアピールが強ければいい、有名に…

お参りの順序

私たち干支九星術を行う者は、神社にお参りすることが多いです。これは干支九星が誕生した中国ではなくて、日本独自のものでしょう。 そもそも中国には、日本ほど多くの祭祀場所がありません。 しかしその神社参りにしても、お参りの順番というものがありま…

中宮論

家相の急所である中宮について、現在のほとんどの家相家は言及しておりません。 しかしその大切さは、私たち干支九星を行う者にとっては常識のことです。 今日、ふとしたことから、この中宮を最重要視している流派のお話をお聞きすることができました。 その…

ギャンブルは不可

干支九星は、森羅万象すべてを表示するという観点からすれば、ギャンブルにも適用でいるだろうと言う人がいます。 それは確かにその要素はあります。競馬にしても、パチンコにしても、全く御利益がないといったらウソになります。 しかしそれは特別なる事情…

ひどい易者

いろいろな易者さんがおいでになるしょうが、ひどい方もおられるようで、座っただけで1万円、話しはただ聞いているだけ。その上に追加料金。 あるいはお祓いだといって出張し、1回で何十万円。遠くで御祈祷していても、1週間で何十万円。 こういうことを…

突然のこと

ご相談を受けさせていただいております方から、時々突然の連絡をいただくことがあります。 よい場合にはいいのですが、あまりよくない場合もあります。 どちらにしても、その報告がいいのか悪いのかを再度吟味して、先方さんにお伝えしなくてはなりません。 …

今月の月恩会

今月12月の月恩会の予定です。 初級 平成22年12月11日(土) 午後3時より5時まで 中級 平成22年12月18日(土) 午後3時より5時まで 今年最後の会になります。脱線が多くて、なかなか進まないものですね。それに、まだまだ検討すべき事例な…

取捨選択

中国の本を読んでおりますと、「こうあるべきだ」とか「こうであろう」という理論が満載してあります。 中には、相当無理があるような内容まであります。 かつその数が多いものですから、多くの神殺が作られてしまい、一体どれが大切なのやら、わからなくな…

後ろに感じるもの

人さまの指導をさせていただきます場合、鑑定盤が大切なのは言うまでもありませんが、その人を見るのも重要です。 その人が体で示しているものはないのかどうか、一応見るではなく見ます。 人生を背負うとは言いますが、その人の背中に持っているものがあり…

運の強い人

運の強い人というのは、それだけでいい運の時期に動けます。 ある意味において、干支九星が必要ないということも言えることがあります。 しかし人間ですから、試行錯誤をして、迷って、そして学んでいくのですが、それでも最終的には運のいい時期に行動して…

パワースポット

パワースポットに関する本が多く出版されています。 おもしろいですねえ。いわゆる「先生」方が見に行って、あるいは感じにいって何かを感じると、そこがいいですよと、写真入りで紹介します。 そうすると多くの人たちがわっと押し寄せます。 忙しい現代人で…

必ずごあいさつ

何事かをなそうと思う場合には、自分の信仰されている神仏に必ずごあいさつをされるのがいいようです。 ご自身に自信があるのは結構ですが、人間というのは小さいもの、あるいは不完全なもの、絶対的なる対象にごあいさつをするというのは必要なことです。 …

月運が変わる

月初めの日ですと、神社にお参りするのが常ですが、暦上で12月になるのはまだ先です。 しかしながら、今日あたりから、12月の運を示すシグナルが出始めています。 むしろ1日ということで、象徴的に出るようなことがあります。 前月の運が悪かったような…