干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アフリカの音楽

アフリカの、太鼓をたたいて歌う音楽をお聞きしました。 耳に聞こえるだけですが、広いアフリカの大地が目に浮かぶようです。 それは素晴らしいのですが、日本の地で流行するかというと、それはまた別問題です。 文化も何も、長い歴史があったり、風習や思想…

何でもかんでもではない

開運をする、力強い方法として転居があります。 よくよく計算をして、吉方位に転居して運を開こうという方法です。 そして引っ越しをしていただきますが、そのとき誤解を持たれる方がいます。 それは、何でもかんでも吉になるということではないということで…

都会における開運

都会に住んでいる人は、スーパーや、店がたくさんありますから、方位を取って買い物するのは便利でしょう。 しかし、田舎はそうはいきません。 その店のある方位に、いい星が回ってくるのを待つしかないのです。 他方田舎では、方位をとるときに、自然のもの…

傾斜法のすごさ

通称気学では、傾斜法という方法を利用して、性質などを指導いたします。 月命の中に、年命を探して、どの宮に入っているかを調べるものです。 たったこれだけのことですが、素晴らしい技術です。 その人の行動の傾向を的確に示しています。 これは、気学が…

伝えられないもの

人間のコミュニケーションの手段は、主として言葉です。 この言葉を使って、すべてを伝えられるかどうかは疑問です。 英語のわからない人に、英語で話しても伝わらないのと同じです。 いくら必死になって、伝えようとしても伝わらないことがあります。 伝え…

方位をとるとは何か

運を上げるために、方位をとるということをいたします。 方位をとるのであれば、てきめんなのが転居でしょう。 文字通りに、特定の方位に動いてくことです。 そういう引っ越しができなくても、方位をとるのに旅行というのもあります。 これには、なるべく遠…

最低限必要な心

小学生から中学生、高校生と、勉強は難しくなっていきます。 小学生に高校生の勉強の話をしてもだめです。 干支九星も同じなのですが、干支九星の勉強には、更に精神という条件も入って参ります。 嘘をいってもいいからだましてやろうとか、わからないのに、…

日盤まで広げて

通称気学の盤ですと、ほぼ年盤と月盤だけの使用です。 ですから、複雑でありそうで、そこまで複雑ではありませんでした。 しかし干支九星では、日時盤も大切にします。 そうすると、通称気学の先人たちが培ってきた技というか発想を、日盤まで広げる必要が出…

資料を見て思うこと

新しい知見が正しいかどうかを確認するために、古い鑑定資料を見直します。 そうすると、改めて、自分の因縁を見ます。 お客様は、自分とは関係ないのですが、不思議に同じような方がおいでです。 それは自分の星と同じというのではなくて、お客さんの星が似…

厄年の考え方

厄年は年齢で決められています。 女性が33歳、男性が42歳だとか、60歳だとか、その他前厄、後厄などがあって、増えています。 また、九星に基づいた考え方もあります。 生まれ年の九星が中宮に入った場合、坤宮に入った場合、艮宮に入った場合がありま…

繰り返して覚える

天才型と努力型とがある、とよく言われます。 干支九星の勉強にしても、達人になった方は、様々なタイプの方が勉強して会得されてきているはずです。 天才ならばすぐに覚えられるでしょうが、そうでなければ地道に努力するしかありません。 自分も何度も何度…

精神集中をして

昔の易書を見ておりますと、筮を立てるときには、精神を集中してお伺いをする気もちで立てると書いてあります。 ほとんど例外がないといっていいほどです。 ところが、干支九星の場合には、精神を集中していなくても、その話が出た時間に盤が立つわけです。 …

年筮を検証する

冬至易といいますが、冬至を過ぎても、一年の運気を占うのも結構だと存じます。 その年筮は、毎年立てる習慣を付けますと、去年のものが残っています。 それを実際の生活と比べて、どうであったか検証するのは大切なことです。 健康であるとか、家族のことで…

農業に必要なもの

稲なり野菜なりを作る場合、土がよいのが条件です。 当たり前のことですが、ここで差が出ます。 その、いい土というのが見た目ではなかなかわかりません。 わかるようになるには相当な経験が必要でしょう。 ただし、土中の生き物を調査すると、ある程度わか…

ヒントから探る

この勉強は、教えてもらうだけでなく、自分で探さないとわからない点も多くあります。 ですから勉強会でお話しても無駄になるだろうなと思うことは、隠しているのではなくて、お話いたしません。 しかしそのヒントを出して、考えてもらうことはあります。 先…

鑑定盤の作成方法

干支九星は、使いようによっては、すばらい術となります。 易者になるなどということは、全く必要ありません。 鑑定盤の作成方法がきるようになると、生活や社会の中に応用がきでて、力強い人生を送る手助けになります。 かといって、なかなか勉強がわからな…

どの事象を選ぶか

鑑定をしているときに、一番悩むのが事象です。 お客さんの話を聞いて、それで寄せているのが基本です。 病気なら病気の件、受験なら受験の事象をとります。 しかし、突然違う話が入ってくる場合があります。 そのときに、果たしてその事象でいいか迷います…

最初から平等ではない

勉強会にしても、あるいは鑑定にしてもそうなのですが、すべて同じことをお話しているわけではありません。 当然といえば当然なのですが、その人によって、内容を変えています。 鑑定の場合には鑑定がその根拠ですが、勉強会については、どの程度勉強されて…

オンライン鑑定をしない理由

ときどき、オンラインで鑑定をしてほしいという要望があります。 残念ですが、オンラインでは鑑定は、現在の段階ではできません。 どうしても、その方をよくしようというと、デスク上のものだけでは足りないからです。 別にその方に触れるわけではありません…

話題に出るということ

話の中で、話題にするというのは、タイミングとかいろいろあって、難しいこともあります。 気心知れている人だとしても、すっとその話が出なかったり、忘れてしまったりすることまあります。 そう考えると、干支九星の鑑定盤を立てる契機となる、話題に出る…

年運を発表すること

この時期、今年はどんな年になるのか気になる所です。 私たち易にかかわる者は、それを知りたい人たちに対してある程度、情報を公表しなくてはなりません。 それは年運を発表する、という形になるでしょう。 個人の年運は、個人の問題ですので、個別に対応で…

科学の進歩とは違う

私たちのやっている、いわゆる占いの世界というのは、科学とは違います。 科学だとしますと、先人の到達した地点を出発点として、更に発達していくことができます。しかし占いは、そうではありません。 まず、その到達点が、客観的な数字とかではなくて、救…

52歳からの運気

普通、厄年というのは女性の33歳とか、男性の42歳とか言われています。 その他にも、厄年が設定されていますが、そのうちの一つが60歳の還暦です。 還暦は、60花甲子が元に戻るというので大切な時期であるのは間違いないです。 もとに戻るので、運気…

新型コロナの事象

新型コロナの影響が拡大しています。 そして、緊急事態宣言が出されるまでになってきています。 この新型コロナですが、ウイルスですので、見えずに忍び寄る1白の事象が考えられます。 さらに、人と社会に甚大な影響を与えますので、5黄の事象も考えられま…

日本独自の五行

五行思想は、中国でできましたので五行の基本的な意味は中国思想に由来します。 昔から和魂漢才というように、日本人は中国的な学問をよりどころにしてきました。 ですから、本来、すべて五行でもって説明できるように、努力してまいりました。 しかし難しい…

予想もしないこと

運を取ろうとするときには、まずその月の様子を見ます。 そのときに注意するのが、三合です。 この三合がうまく使えますと、運が取れます。 子年でしたら、辰と申月などがその例です。 三合とその人の星との関係が重要になります。 しかし今月、子年の丑月も…

1月はいつから

年末年始の自粛があり、外出も控えめになっていたと思いますが、それでも初参りに行かれた方もおられたようです。 年始というのは、気持ちが改まるときですので、重要な時期です。 これは節入りとかは、関係のないことです。 世間で流用している、西洋暦の数…

微妙な判断

答えが白か黒かの判断は、そう多くないものです。 どちらかというと、どちらかに偏りそうだけれど、違う可能性もある、というように微妙な判断なことが多いです。 そのときには、干支九星の成り立ちがしっかり理解できていないと、判断ができないものです。 …

本当の開運

今年は、コロナの関係で、初もうでが激減だそうです。 神仏の力をもってしても・・、と考えることもタブーです。 しかし本当の開運とは何でしょうか。 純粋に方位だけを使ってなさっている人もいます。 ある教室では、方位をとったうえに、その方向の神社に…

声について考える

今若い人は、動画でないと勉強しないそうです。 テレビの前にはラジオが流行っておりましたが、視覚なしの聴覚だけの世界です。 その声を聞いて、様々に想像されます。 目の不自由な人とお話をしたときに、声から体型を当てられた人もいました。 そのように…