冬至易といいますが、冬至を過ぎても、一年の運気を占うのも結構だと存じます。
その年筮は、毎年立てる習慣を付けますと、去年のものが残っています。
それを実際の生活と比べて、どうであったか検証するのは大切なことです。
健康であるとか、家族のことであるとか、それぞれが見た結果がどうかを知るのは、最高の勉強になります。
またときどき、年筮を見るのが怖いという人もいます。
しかし筮は、力強い未来を志向するものですから、宿命論的にこうなるというものではありません。
その中から、どういう智慧を使うのがいいのかを考えることが、筮を作った方の志に沿うものだと存じます。
また年筮に出ていない事象が出た場合には、心得違いがなかったかを反省することにもなります。