精神集中をして

　昔の易書を見ておりますと、筮を立てるときには、精神を集中してお伺いをする気もちで立てると書いてあります。
　ほとんど例外がないといっていいほどです。
　ところが、干支九星の場合には、精神を集中していなくても、その話が出た時間に盤が立つわけです。
　そうすると、精神集中が必要のないように考えてしまいます。
　しかしそれは本当に正しいでしょうか。
　時計さえわかれば、いつでもどこでも立てられるように定められていますが、本当にそうでしょうか。
　どこかに答えはありませんか。