干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2010-01-01から1年間の記事一覧

北朝鮮のこと

北朝鮮が韓国を砲撃したいというニュースが流れています。 何故そのようなことをしたのか、いろいろと評論はあるのでしょうが、干支九星からすれば、今月はとても難しい月です。それがお隣の国に出てしまったということでしょう。 下手をすれば日本に出る可…

命名の難しさ

知人がある方に頼まれて名前をつけたのだそうですが、先方さんからの要望が多く、何度もやりとりして、結局は最初に向こうから出してこられた名前になったそうです。 こういう場合には、先方さんはすでに候補を持っていて、それでその確認のために話しをして…

前世の記憶

干支九星では、まだ前世までを見るという確実な方法はわかっておりません。 もちろん漠然としてある方法はありますが、確信が持てません。 そうなると本人の記憶になります。とはいえ、前世の記憶を持っているのは子供の時代までであって、大人になると忘れ…

月を見る

天で起ることは地上で見られる、地上で起こることは天に反映される、と言われております。 ですから私たちは天の星を見たり、雲を見たりして、地上で異変がないかどうかを知るのです。 その天の一つに月があります。雲が出ていればもちろん見えませんが、そ…

実例中心主義

干支九星でも、多数の説があってどれが正しいかまだ決まっていないものもあります。 それらの中でどれが正しいかは、誰が決めるわけでもありません。実例で合っているものが正しいとされるわけです。 そういう観点から、月恩会は実例中心主義を貫いて参りた…

チベットの神秘

チベットのことは最近では、徐々に知られるようになってきておりますが、それでもあまり知られていないように思います。 占いでもそうですが、宗教のある部分にしても知られておりません。 といいますのは、チベットではシャーマンがいるのです。このシャー…

流星が見えず

今日はしし座流星群がピークなのだそうです。残念ながら、この雲ではここらかは見えません。 私たちのやっている学問では、特に中国におきましては実星と虚星とを使用して判断いたします。 実星でも、惑星とか恒星とかだけではなくて、このように流星である…

妨げるもの

今日は、それほど悪い日ではないはずですのに、何か妨げが多く入ってきていました。 おかしいなと思っておりましたら、理由がわかりました。 チベットのある方にお会いしたのですが、それは素晴らしい高僧です。この方と会うということに対する妨げだと思い…

後を追う

私たちは、というか私は、今歩いています。できれば走りたいのですが、そうもいきません。 前に見えている山は、郭氏元経です。そこに向かって歩いています。そこには道しるべがあって、迷わないようにナビゲートしてくれています。 元経以外にも、たくさん…

日盤も大切

干支九星の元の原理は、郭氏元経にあります。 その元経の考え方では、月盤中心に考えるという思考が大きいです。ですから月盤のみを見てしまいがちになります。 しかし旅行にしても何にしても、日盤が大切です。この日盤だけで結構事象が出てしまいます。 た…

方位くせ

一度方位を取りますと、なかなかそこから抜け出せんません。 ですから、最初の出だしが肝心です。最初に悪い方位を使いますと、次回も同じように悪い方位を使ってしまいます。 もちろんいい方位を使った場合には、いい方位に行けることが多いです。 郭氏元経…

干支九星術は霊術か

干支九星の鑑定盤を立てますと、いろいろなことを教えてくれます。 そうしますと、不足しているもの、その原因、解決方法などが示されることが多いです。 しかし考えてみてください。人間というのは、総合的に見てどういう存在でしょう。 肉体と霊魂の総合体…

方鑑です

干支九星は何かと聞かれましたら、今まで使用されている単語を使いますと、方鑑になるでしょうか。 最初の基礎の部分は、間違いなく方鑑です。 しかしながら、方鑑には、鑑定盤がありません。それに風水の細かい所は、やはりそれだけで考える必要があること…

中国の子供たち

今日、ある場所で中国の子供たちに会うことができました。 言葉はわかりませんが、通訳を通じて彼らの得意な技を披露していただきました。 少年の歌にしても桁はずれにうまいです。踊りでもそうです。 そして感じたのは、決して恥ずかしいとか、あいつはおか…

言ってくれない

指導をしている方から、先生は指導法を言ってくれない、という不平が聞こえたり感じたりすることがあります。 当たり前ですが、そんなに全部を最初から言うことなどできません。 それに自分が忘れているというよりも、その人の指導をするのに、忘れさせられ…

中国式でいいのか

易にしても何にしても、日本化しないと活用ができません。 家相にしてもそうです。日本で長く定着してきたものでないと、実際に応用できない面があります。 しかしだからといって、中国式の家相を知らないでいいのかというと、そうではありません。 そのため…

あたらしい干支九星術案内

今まで無料で借りておりましたサーバーが、閉じられてしまい、やむを得ず新しいサーバーでまたHPを作りました。 干支九星術月恩会です。 http://kanshi.gionsyouja.com/ 内容は同じようなものですが、新しくしたので、少しは直したり、付け加えたりしよう…

地震に驚く

昨日ですか、5日の夜、大きな地震が関東地方でありました。 某所で食事会をしていた時でしたので、外出時、少し驚きましたが、あまり被害はなくてすんだようです。 天災の中でも、この地震というのが厄介です。災いとしては、一番出やすい形のものだからで…

今月の月恩会

今月の月恩会のご案内です。 初級は11月13日の土曜日、午後の3時から5時 中級は11月20日の土曜日、午後の3時から5時 神田の出世不動そばで行っております。 初級は昔の実際鑑定を検証しておりますが、どうしても実際鑑定の方に力が入ってしまい…

歴史の重み

この干支学は、昨日今日始まったものではありません。 ですから、今までに多くの蓄積があるのです。 基本的には、どうして災いになったのか、どうしたら開運したのか、どうしたら解消ができたのか、それの統計を取って一つ一つ当てはめていったのでしょう。 …

富士山の絵

中国の人には、日本のもので富士山が人気なのだそうです。そんなことで、富士山の絵を集めています。 多くの人が、富士山の写真を撮ってきました。いや見事な写真というのもあります。 20年前近くの全国紙に、富士から立ち上る煙の写真が掲載されました。…

干支こそ真実

干支学をやっておりますと、干支こそが真実の方位学であり、開運学であると思わざるをえません。 気学を軽視するわけではありませんが、気学では足りない個所が、というより、発想の次元が全く異なっております。 気学を長く勉強されてきた人は、干支学を理…

ペンネームのこと

書くことを仕事にしている人たちの多くは、ペンネームを使っています。そして本名をあまり出しません。 本名を知らないでいますと、仮の姿であるその人とのお付き合いが始まります。決してそれが悪いというのではありません。 といいますのは、偶然に本名を…

龍穴も方位で

今日本では地理風水のブームといっていいでしょう。 地理風水という本を翻訳したのは、望月先生です。この本をどの程度の方が知っておられるのでしょう。 風水を考えるときに、龍穴というのを重要視いたします。もちろん他の要件も必要ですが、龍穴は不可欠…

日本の現状

日本がいま危ない状況にいます。 特に中国との関係を見ますと、危うくて仕方ありません。 大国主義の中国に、日本の考える、世界の常識が通用しない点に戸惑っているのだと思います。 しかし干支九星的に言いますと、それは表面的な理由でしかないのです。 …

正確な方位学

今日本ではやっている気学ですが、本当に答えが出ているのでしょうか。 事象としては九星で間違いなく出ますが、どこまで分析されているのか疑問に感じています。 干支学をやりますと、厳格な計算がありますので、漠然と九星だけの相生相剋で答えを出すのと…

エアースポットの日

いろいろ計算をしますと、この日はあまり運がよろしくない、というのがわかります。 それでそれには、応分の対処をするのですが、どうも計算通りにいかない日というのがあります。 よくはないなあ、という程度の計算として出るのですが、どうもそれだけでは…

実学に照らし合わせると

私たちのやっている干支九星は、もちろん郭氏元経の記述を中心にして考えております。 ですから、そこから離れることは全くありません。これは間違いありません。 しかし元経だけでは足りない内容もあるのです。これは元経自身、すなわち郭璞自身も気がつい…

月盤が中心

干支九星で方位を取ろうとする場合、中心になるのは月盤です。 年盤は当然大切です。大きな事象は間違いなくこれで出ます。 日盤も大切です。小さな旅行などはこの事象が出ます。飛行機旅行などは注意する必要があるものです。 その中でも月盤が、転居やら増…

実例から学ぶ

鑑定盤を立てて、基本的に見る部分はあります。 しかしながら、それだけではすみません。そこをどうやって見ていくのか。そのためには、自由自在に見る必要があります。 そのためには、頭で作った盤では話になりません。動くものが動きませんので、内容なし…