干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

自分の枠を広げる

 開運法を使ってまいりますと、確かに開運はできます。
 おそらく自分の人生の中でも、相当にいい所まで行けると思います。

 それで満足するならばそれでよし。しかし本当に人間に必要なのはそれだけではありません。
 自分の我をなくすことです。
 そうすることによって、自分の枠が広がり、その分だけ福分が入ってくるわけです。
 しかしながら人間は、自分の枠とか欲望の中だけで福を求め、満足することがありません。

 そこで宗教心というのが問題になります。ある面から言えば、易などを知らなくても、宗教心さえあれば、その人は十分に幸運になれるのです。