干支を入れない鑑定の場合には、九星での相生相剋をみていたわけです。
同会している星や、宮との相生相剋になります。
ただその範囲は限定されてしまう傾向にあります。
例えば1白でしたならば、必ず2黒などは剋になりますので、マイナスとして判断されます。
また、必ず母親との剋の関係ともなります。
それが昔の時代の相性判断である、1白と2黒は相性が悪いという、無茶苦茶な話になるわけです。
そこで十二支が入ってきたために、判断の範囲が広くなりました。
日破などは、十二支が入らなくては判断できないものです。
そういうことを考えると、九星専門という方であっても、十二支を使用されているわけです。
さらに十二支を回座させると、更に広がります。