干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

火と水だけ一つ

 九星の中で、土が三つ、木と金が二つ、火と水が一つです。
 それがどうしたといわれそうですが、よく考えるとおかしな話です。
 世界の五行の構成は、実際に火と水だけ少ないのでしょうか。
 いや、実際の世界を表現したのではなくて、地球の在り方だけを示している、という考えもできます。
 そしてよくよく考えてみますと、火と水とは一つだけです。
 他の五行である木や水などは、それ以上です。
 その純粋の正体は何か、盤から考えています。