例えば、通称気学の説であっても、いろいろなものがあります。
それらは、伝承されてきたものや、発見されて発表されたものもあるでしょう。
そしてそれらが、本に書かれている場合には、望月先生は、すぐにでも公表されていました。
ところが、まだ先人が発表されていない説は、ほとんど述べられませんでした。
あるいは、最低でも十年寝かせて、確認したものだけを公表されていました。
その理由は、新説に対する十分な配慮というだけでは思えないのです。
そこには、目に見えない何かの理由があったものと想像されます。