干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

現実生活を極める

 私たちの話している世界は、ある意味、浮世から離れているものです。
 虚言と同質の部分があるからです。
 ですから、何を置いても、私たちは現実生活から離れてはいけません。
 そのためには、肉体を使ったり、現実的な意味でのスキルを使う仕事を持っている方が楽です。
 なぜならば、占いの話をしているときに、自分の意志の力で現実に引き戻す必要がないからです。
 現実生活に埋もれてはいけないのはわかりますが、そこに埋もれる快楽もあります。
 そのはざまの中にあって、両方の世界を見極める努力が必要となります。