干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

三つのグループ

 九星は、星が九つありますが、グループでは三つに分けられます。
 1白4緑7赤と、2黒5黄8白と、3碧6白9紫です。
 どうしてそうなのかと言いますと、年盤でいえば同じ十二支のグループと重なるのです。
 すなわち1白のグループは子卯午酉、2黒のグループは寅巳申亥、3碧のグループは丑辰未戌です。
 そういう縛りがありますので、勢いグループ分けをされてしまいます。
 ではそのグループは、どういう意味があるのか。
 各星の事象だけでなく当然のことながら、その重なる十二支が違います。
 また、特に2黒のグループはすべて土星であり、特別なものとして考えられています。
 そして2のグループ内でも、2と8は別の働きをします。