干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

方位は意識的に

方位を取るといいますが、漠然としてはいけないものです。 過去に悪い方位を使用して、それを解消するためならば、その悪い星を消す方位を使用します。 それはいいから、とにかく開運する方位がいいとして使う場合もありますが、何を目的とするかでこれまた…

人生は修行だと

人生は修行であるといわれております。 いろいろな人間が、百人百様の人生を送り、その中で学ぶわけです。 そういう中で、一番に修行がしやすい、というか、修行の進度が明瞭になるのは、干支九星の学習です。 他の占術も同様なのでしょうが、私は存じません…

忘れてはいけない記憶

たった一度あったからといって、因果関係など確定できることなどできません。 新しい世紀が始まった、2001年の9月11日のことです。 あの日は、大型の台風が日本に上陸するのではないかというニュース一色でした。 そしてその日に、ニューヨークのワー…

大きく小さく

方位を拝見する場合に、まず大きくみる必要があります。 この星であれば、この時期にこの方角がいいというように見るわけです。 その時には、必ず九星だけでなくて十二支などの関連も見ます。 それを踏まえた上で、特定のその人がいけるかどうかを吟味するわ…

上級国民

しばらく前に、上級国民と騒がれた人が話題になった時期がありました。 平民より上の、特権階級という意味なのでしょう。 自分のような平民かそれ以下の者が話す話題ではありませんが、その上級国民と言われた方の星を拝見しますと、決して上級ではありませ…

心的な部分

旧暦のお盆が終わりましたが、お盆とは先祖様に感謝し、先祖様をご供養申し上げる日になります。 では、感謝とは何ですか、供養とは何ですか。 私たちは干支九星ですから、ではその事象とは何ですか。 人間生活は、物質的なものだけではなくて、心的な作用を…

厳格なきまり

旧のお盆になりましたが、そこで気になることを。 私たちは、、亡くなったご先祖の気持ちを忖度して対応します。 誰々さんは、何々が好きだったからお供えしよう、という気持ちで行動しますが、これは尊いことです。 なのですが、誰々さんは生前このように考…

日本化ということ

最初の疑問として、中国の思想をそのまま日本にもってきて通用するのか、という大問題があります。 中国と日本は、同じ東アジアでもありますので、随分と共通している部分はあるでしょう。 とはいえ、文化も気候も規模も根本思想も違います。 それをそのまま…

大胆な占い師

もう夜の8時をまわった頃だったでしょうか、先生が入ってこられました。 そうしたら「今、街を歩いていたら占いをしないかといって、街頭の占い師に声をかけらけられたよ」というのです。 先生だって驚いたでしょう。 まさか、本当の占いさんに話しかけたと…

方位は人によるか

方位を取ると一言でいいますが、様々な方法があります。 転居もそうですし、お水取りとか、お砂取りとか、様々なものが開発されています。 なのですが、すべての人に共通していていいのか、という疑問があります。 言い換えますと、人によって方位の取り方が…

教えられること

先人たちの本を読んで、いろいろと思うことがあります。 まず、よく勉強されておりました。 たくさんの本を書かれている方もおられますが、すべてが自分の言葉で書かれており、現代の人のように、他人様の本からの抜き書きはありません。 また、人への洞察が…