干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

方位を超えるもの

 私たちは方位を大切にしますが、死んでも守るわけではありません。
 例えば、サラリーマンが、今日は会社の方位が悪いので休みます、ということにはなりません。
 スーパーが悪い方位にしかなくて、今日は方位が悪いので、食事の準備ができません、とはいきません。
 当然のことなのですが、どこかにひっかかりをもっている人もいるようです。
 私たちの生活では、方位を超える決定をする場合があります。
 それこそが、方位を超える人間の智慧といえます。