イエスが尋問にあったときに、不都合な見解を引き出そうとした詰問に対して答えたことばです。
そして神のものは神に、と続きます。
神からお借りしたものは、神に返さないといけません。
神仏は同じなのだから、仏にお返ししてもいいだろう、というのは違います。
仏はそのことによって、不満を持たれることはなく、受け入れられる場合が多いでしょうが、貸した方の神はそうではありません。
これは神仏だけのことではありませんが、お借りした本人に返すべきであり、自分の都合で別の人にお返しするのはいけません。
それが道理であると思います。