干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

540年前

 天干が10、地支は12で、60です。ですから60年で還暦になるわけです。
 しかし干支九星の場合ですと、そこに9つの九星が入りますので、更に180という数字が出て参ります。
 その60の塊を、上元、中元、下元ととり、それぞれの時代の特徴を示すことがあります。
 さらにその180の塊にも、上中下とわけて三倍にすると540になります。
 この540を大きなサイクルと考えますと、今から540年前と現代が似ているという仮説になります。
 ちょうど540年前、1480年ころは、応仁の乱が終わりましたが、更に混乱の世相に入っていく時代でありました。