干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

二つの関係性

 一つでいるときには、単独ですから何の関係性もありません。
 それが二つになりますと、関係性が出て参ります。
 同じ形のもの、違った形のもの、同じでもさかさまのもの、左右が対象のもの、いろいろなものが、二つありますと、様々な関係が生まれます。
 私たちの使っている魔法陣を一つの全体であると考えますと、その魔法陣が二つ重なって関係性が生まれます。
 九の数字でできている魔法陣ですが、二つの組み合わせは81になります。
 九つの数字は、真ん中に入る数字によって、残り八つの数字が動きます。
 そのために、それぞれの八つは、動いた場所の影響を受けます。
 これは当たり前ですが、基本的な説明として欠かせません。