干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

一年の計

 元旦の昼頃、知人から「今日は何十年に一度によい日であることを知っているか」と言われたので知らないと答えますと、あきれ顔をされました。
 一粒万倍日とか何とかが重なるのだそうです。
 しかし、能登半島で大きな地震が起きてしまいました。
 一分でも早い救済と復興を望みます。
 ただ私たちの暦から客観的にみますと、まだ十二月節ですから暦は変わっていません。
 他方昔から、一年の計は元旦にあるといわれています。
 そしてこの災いですから、大変なことを示しています。
 おそらく想像されますのに、元旦がこうなのですから今年日本では、あまりよくないことが起きるように予想されます。
 政治か経済か何か、何が起きてもいいように万全を期するに越したことはありません。
 ちなみに、一年の計~という言葉の意味は、通例使われている意味とは本来違うものだと考えます。