干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

気を取るとは

 幼稚園の先生は、いつまでたっても若く見えるという話があります。
 それは若い、というより幼子を相手にしているからである、ということです。
 ですから、本当に最初のお砂取りは幼稚園の砂場の土と言われていたものです。
 まあ、今では絶対に無理なことですが。
 というのは、若い人の気がその砂に入っているからということでしょう。
 私たちが方位を取って、何事かをするのはこの気を動かすことです。
 ですから、別にお砂などでなくても、気が取れればよいわけです。
 人間関係でもそうですし、その最たるものが夫婦関係でしょう。
 気のやりとりがあり、かつ陰陽の関係ですから交流がしやすいのです。
 先生はよく、いろいろなものから気が取れると話されておりました。