干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

霊能者的と宗教家的

占い師は大きく分けて二種類に分かれます。 霊能者的な占い師と、宗教家的な占い師です。 霊能者的というのは、令和二年はひどい年になるとテレビで言いふらしている霊能者のような、どんな意図があれ、お客様の不幸な予言を言い当てる占い師です。 もう一方…

空にある黒い筋

飛行機に乗っている人、あるいは地球物理の世界では常識なのかもしれませんが、今日は驚きました。 未刻、東京に向かう静岡から神奈川に入るあたりにて、左の空に黒い筋がずっと水平に伸びています。 何だあれはと思いましたが、何度見てもあります。 窓の後…

先祖の余徳が切れる

人によっては、よく見ていきますと、先祖様が残してくれた見えない財産である余徳を持っている人が多くあります。 しかしそれを、みすみすなくしてしまう、食いつぶしてしまうことも多いです。 過日、薬物で逮捕された芸能人なども、その典型でした。 生き方…

何種類もできる

占術には何種類もの分野と技があります。 それをたくさん勉強されている方もいらして、すごいと思います。 自分は最初の先生が望月先生でしたので、干支九星一本を宗としてきました。 多くの占術を勉強された方について、すごいとは思いますが、偉いとは思い…

夢占いと現実

夢占いには様々な種類があります。 正夢と逆夢とありまして、その区別の難しいのですが、そうではなくて一般的に言われる夢占いです。 歯の抜ける夢を見ると、親族に不幸があるという夢占いがあります。 歯を固い物、6白ととりますと、命ですので、命のなく…

神仙と易

干支九星などの元の思想は中国にありますので、当然中国の思想に影響を受けています。 陰陽五行にしてもそうですが、日本人の目から見て、改めて整理しておきたいと思います。 遁甲術などをよくしたといわれています諸葛孔明は、日本の異境備忘録によります…

法律もある程度

この世の事柄を裁くのに、法律もある程度知らないといけません。 法律といっても、憲法とかは大きすぎ、業界の専門的な分野の法律です。 例えば不動産契約をするときに、どのような条件までが可能なのか、とかいうことがらです。 しかしそれも、時代とともに…

暦の乱れとウイルスの関係

私たち九星家が使っている日の九星が、乱れています。 その乱れは、昨年の11月の下旬から始まっています。 そしてとりあえずもとに戻るのが、今年の7月の下旬です。 古来、暦が乱れるときは、世が乱れるといいます。 現在はやっている新型のコロナウイル…

本を読みふと思う

昔の易者さんの本をよく読みます。 そしてその時に、ふと思うことがあります。 第一に何とよくまあ勉強していたこと、という感想が一番です。 そして、現在でももちろん完全ではありませんが、現在まで進んできた易学を知らなくても、その時に必死になって解…

親子の相性

夫婦とかカップルの、男女の相性を星で見るのは難しいことではありません。 どのような関係を形成するのか、結構わかるものです。 ではこの関係は、親子の間でも見られでしょうか。 はい、人は誕生日がありますので、それを使えば、親子の人間関係を見るのは…

恒星がなくなるのか

私たちが行っている干支五行思想は、惑星の影響を中心にして考えます。 ですから恒星の影響は、それほど大きいものとはしないのですし、現実においても太陽を除いて影響は少ないのでしょう。 そんな中、オリオン座のベテルギウスの光度が減っているという話…

個人を超える国家

個人の運命の影響というのは、たかだか個人と、あるいは家族に限定されます。 運のいい家族がいれば、いい運の家族になるというのは理解できることです。 運が悪い家族がいれば、またそれで問題を抱える家族となるわけです。 個人の運気を考える場合、家族と…

三碧の事象

今月は8白の月です。 ですから、物事の停滞とか、国家の問題とか、様々な8白の事象が出ます。 それと同時に、年盤は7赤なので、7赤の事象も徐々に大きく出てくるでしょう。 さらにまた、対面する九星を探しますと3碧です。 ですから3碧の事象も出ます…

努力は報われる

開運しなくてはいけない、という状況になれば、何としてでも遂行しようと思うものです。 まあこの程度でいい、と考える人の場合には、無理して開運法をすることもないでしょう。 忙しい人ならば、時間を取ることも大変かもしれません。 その中で時間を作り、…

購入して開運

方位を使う方法を、先人はいろいろ考えていただきました。 それとは別に、開運のものを購入し、自分の身近な場所においておく、ものを購入して開運する方法です。 そのものを、よい方角から買ってくるのですから、前もって見ておかなくてはなりません。 買っ…

中宮の星の影響

中宮の星は、強くその日に影響を与えます。 例えば、1白の日などは、隠れた話や家庭の話、ごちゃごちゃに出ることがあります。 男女が一緒になるにあたり、男性の方がまだ前妻と籍が抜けてないとか、あるいは奥さんの方がそうだとか、しかもその奥さんは三…

仏教、神道、九星の災い観

宗教が違うと、災いの原因にも差があります。 仏教の場合には、自分の内面、内側から災いが起こると考えます。 神道の場合には、災いは外から来るので、祓い清めが必要だと考えます。 それに反して、九星を始めとする方位家たちは、災いは方位と家相によって…

災いを押さえるのか災いを出すのか

九星、いわゆる気学の先人たちの説を拝見しますと、開運のために方位を取るという考えは根本にあります。 これはそのようにして発達してきた学問ですから、当然のことです。 では凶方位を使った場合の、直しをどうするのか。 その話は、何名の方が言及されて…

先天後天の位置

私たちが九星盤に向かう場合、表に書く数字は後天ですが、当然その奥には先天があると思っています。 当たり前のことですけれども、この先天がときにはとても重要な意味を持つものです。 そこで、先天をベースに、先天は動かずに、その上を後天が動いていく…

方位取りの時には

方位を取るという考えが、干支九星にはあります。 様々な方位の取り方がありますが、そのときには、一つだけ意識していることがあります。 その方位に行ったときには、心をなるべく動かさずに、何か特別なことがないか、意識をすることです。 当然余計な話は…

宗教が開運の邪魔をする

人間を、人間たらしめているものの一つが宗教です。 その宗教は、人を開運させるものであるはずです。 ところが、宗教によっては、開運を邪魔するものもあるようなのです。 例えば先祖様の墓参りです。 先祖を大切にし、お墓参りするのは、開運の基本です。 …

改名して変化なし

ある宗教家に言われて、改名したという人の名前を拝見しました。 文字の意味からすると、確かに宗教を信じる者としてふさわしい名前のように見えました。 しかし因縁というか、業の部分を見るとどうも疑問の点が多いです。 ある部分は因縁が減っていますが、…

節分の習わし

今日は節分です。 節分には、いろいろな言い伝え、習わしが残されております。 豆まきをすること、イワシの目をさして玄関先に飾ること、など地方によってそれぞれあると思われます。 それと同時に、今日は土用の最後の日でもありました。 すなわち、節分と…

一般論は知識として持つ

今年は1白がどうだとか、2黒がどうだとか、話をします。 九星盤を見ながら、一度見ておけば後は苦にはなりません。 それはあくまでも知識として持つべきです。 例えば1白の人が来て、個別の鑑定としてする時には、別の例えば鑑定盤などによって鑑定をしま…

実験をしてご指導

まず自分で事象を取ってみるしかありません。 本当の意味での事象を探り、どの九星とどの九星が重なるときに、どのような事象になるのか。 実体験でもって学ぶしかありません。 しかも、吉方位を探して、開運をしたかどうかの判断にします。 凶方位は簡単に…