干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

仏教、神道、九星の災い観

 宗教が違うと、災いの原因にも差があります。
 仏教の場合には、自分の内面、内側から災いが起こると考えます。
 神道の場合には、災いは外から来るので、祓い清めが必要だと考えます。
 それに反して、九星を始めとする方位家たちは、災いは方位と家相によって主として起こると考えます。
 そのどれが正しいと考えるかは、その人自身のお考えによるでしょう。
 干支九星を標ぼうする者として、九星による災いの考え方を捨てることはできませんが、本当のところは仏教的あるいは神道的な解釈も可能であって、本来はそこまでいかないと、本当の開運ができないと考えます。
 それは、望月先生を始めとする先生方の考え方でもあると信じます。