干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

霊能者的と宗教家的

 占い師は大きく分けて二種類に分かれます。
 霊能者的な占い師と、宗教家的な占い師です。
 霊能者的というのは、令和二年はひどい年になるとテレビで言いふらしている霊能者のような、どんな意図があれ、お客様の不幸な予言を言い当てる占い師です。
 もう一方の宗教家的な占い師は、予言がはずれたというソシリを受けたとしても、不幸な未来が来るのを察知して、それを回避する方策を立て、お客様に指示する、指示しようと努力する占い師です。
 とはいえ、この両者の混同の占い師が現在、圧倒的に多いのです。
 不幸を言い当てて、その救済にはこれがいいと、したり顔で示す者、あるいは逆にコンサルタントではないかというくらい占いの技術がなくて、時々占いを使う者、です。
 占い師の門を勇気をもってたたくならば、よくお考えになり自分の将来を大切にしていただきたいものです。