干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

神仙と易

 干支九星などの元の思想は中国にありますので、当然中国の思想に影響を受けています。
 陰陽五行にしてもそうですが、日本人の目から見て、改めて整理しておきたいと思います。
 遁甲術などをよくしたといわれています諸葛孔明は、日本の異境備忘録によりますと、人間として最高の仙人になった扱うを受けています。
 中国ではそういう思想があっても理解できますが、日本の神仙の書でも同様に扱われています。
 干支九星の元本である郭氏元経を書いた郭璞は、同様に神仙に関する本、例えば抱朴子やら太清丹経に注を書いています。
 ですので、時と場合によっては、この干支九星を学ぶにあたって、神仙の知識が必要になることもあることでしょう。