干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

先祖の余徳が切れる

 人によっては、よく見ていきますと、先祖様が残してくれた見えない財産である余徳を持っている人が多くあります。
 しかしそれを、みすみすなくしてしまう、食いつぶしてしまうことも多いです。
 過日、薬物で逮捕された芸能人なども、その典型でした。
 生き方、心構えひとつで、先祖の徳を食いつぶし、社会貢献ができなくなっています。
 人間は誰でも、そういった助けてくれる、人かモノか神仏か何かが出現して手を差し伸べる時期がありますし、これは計算できます。
 手前ミソですが、この干支九星との出会いもその余徳の一つであろうと思います。
 苦しくても、その何かにくらいつき、余徳を食いつぶすことなく子孫に繋いでいく、あるいは自分の来世へとつないでいく、それこそが生まれてきた価値の一つであると信じます。