干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

個人を超える国家

 個人の運命の影響というのは、たかだか個人と、あるいは家族に限定されます。
 運のいい家族がいれば、いい運の家族になるというのは理解できることです。
 運が悪い家族がいれば、またそれで問題を抱える家族となるわけです。
 個人の運気を考える場合、家族という単位は重要です。
 さらに影響を受けるのが、国になります。
 行政区画でいえば、市区町村があり、さらにその上の都府県ということになりますが、日本の場合、隣の市や県に移動しても、それほど大きな変化はありません。
 ですから国のよって影響を受けます。
  なぜ、干支九星で国運を扱うのか、ということをこれで理解いただけると思います。