干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

人間平等ではない

 私たちの星を見て参りますと、人間平等の原則は当てはまりません。
 平等という点でいえば、年月日の干支九星の数の九つが誰にもあるという平等なだけです。
 では完全無欠な、何も問題のない人はいるのかといえば、そうではありません。
 誰にでもどこかに問題はあります。
 ところが人によって、運がいいであろうなという人には、そういう星に生まれます。
 上流階級であろうと思われる人には、そういう星が出て参ります。
 そうでない人には、そういう星が出て参ります。
 また同じような星であっても、強く出る人と弱く出る人がいます。
 これもすべて星によって決定されています。
 ある意味でいやになってしますが、それを変えるのも生まれてきた宿題なのでしょう。