干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

名前と世情

 ある関係で、若い人たちの名前を見る機会が多いです。
 昔は、読めない名前が1割で、9割は読めておりました。
 そして徐々に読めなくなる名前が多くなってきましたが、特に偏差値の低い学校の子の名前が読めない場合が多かったです。
 しかし今は、わかるのがぎりぎり高校生までで、小中学生は、どんなに教育を受けている家庭でも9割が読めません。
 漢字それ自体は読めるのですが、全体として読んだ場合に、フリガナ、発音で個性を出すようにしているのでしょうか、様々な読みがあります。
 そして、この名前の付け方が、世間の様子を示しているように思えます。
 すなわち、特定の漢字しか使えない状況で(=同じ環境の中にあって)、独自の読み方をする(=個性や多様性を発揮しようとする)気持ちを持つ人が多いということでしょう。
 また、英語などの外国語を音写する名前は、外国の精神性、魂を持った人が増えてきているということなのでしょう。