干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

暗剣殺の利用方法

 暗剣殺の時期に入りますと、全体的に運が落ちます。
 そういう時には、ジッと我慢をするのがいいという説もありますが、それだけではありません。
 まず、今までためておいた仕事を一挙に片付ける時期です。
 問題を抱える時期を逆利用して、うまく仕事を追わしてしまいます。
 あるいは、無理難題を相手に押し付けることもできます。
 相手というのは、人間だけを言うのではありません。
 困難な壁に対して、乗り越えるぞという宣言をすることでもあります。
 またこの時期は、災いを明確に知ることができます。
 自分に何の問題があったのかを知り、それを解き放つときには、ダイレクトに伝わるのを感じることができます。
 というように、暗剣殺の時期も考え方によっては、うまく開運する時期にもなります。