干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

宗教者の名前が入る

 外国、特にキリスト教関係の方で、昔の聖人の名前から命名されている方は多いです。
 その聖人にあやかりたいとか、ご縁をいただきたいという宗教的な考え方からきたものが多いでしょう。
 それに比べて、日本人の名前には、そういった聖人たちの名前からいただいて命名するという事例は、そう多くないようです。
 それは、どれか一つの宗教を貫くという気質が、日本人には少ないからかもしれません。
 とはいっても、自然に聖人の名前がついてしまう場合もあります。
 そういう人は、不思議にどの宗教というのではなくて、宗教的な生活を送る人が多いようです。
 まさに、名前が偶然に付けられたのではないという事実を示しています。